お金持ちになるには基本の生活を崩さず投資をすること。

生き方を選べる立場になるには資本家側になること。

僕が示せるのは成功者になる方法ではなく、生き方を選べるようになる道筋です。今贅沢するお金は、僕は持ち合わせていません。このまま順調にいけば10年以内には成功者になれる先を見てはいますが、まだ達成できていないのは確かであり、自分で成し得てないことを説くのは滑稽です。もっとも、もとより贅沢には大して興味がなく、今はさらなる自分の夢、理想を拡大させ、ついには実家の診療所を拡大して病院を建設しよう、などという現実離れした計画を立て、協力者を募りつつ模索する日々でして、リスクを背負ってばかりでいつになったら落ち着いて成功者と呼ばれる存在になるかは全く不透明な状況。


けれども、自己実現が人生の原動力である僕にとっては、夢を見て邁進できる日々が送れていること自体が成功であるのかもしれません。このように生き方を選べる立場になるには、経済的自由を獲得するのが先決です。つまり、お金を増やせばいい。ただし条件があり、お金を増やすために時間が縛られすぎてしまうのはよろしくありません。


そのために資本主義社会で生まれたのが投資。資本を投じて労力にレバレッジをかけ、時間を節約しながらもお金を得る方法が生み出されました。資本主義では、労働者は法律で守られなければならないほどに弱く、不自由な存在であり、資本家はその真逆で法律で縛らなければその力は肥大化をし続け、世の中のバランスを崩すほどに影響力の強い存在です。


現代中国の姿を見れば一目瞭然でしょう。ごく一部の超富裕層は財産を隠し、海外に家族ごと逃避させ、その生活レベルは一般的な日本人には想像を絶するほどに高くなっています。かといえば農村部では未だに電気すら通っておらず、極貧が当然であるかのような生活水準で、労働力だけ搾取され続けている人民が日本の人口の何倍も存在します。


13億人中、都市戸籍(非農業戸籍)は4億人、農村戸籍(農業戸籍)は9億人だそうです。資本主義社会である以上、ある程度以上の経済力を目指すのなら資本家側に立つ以外には難しくて、それはサラリーマンとして働いても、子どもの教育費に翻弄され、老後の貯蓄すら不安になってしまう時代を今まさに生きているのですから誰しも実感されているのではないでしょうか。


昨今、経営側に対する不満が強まっているのはそういった鬱憤が溜まってしまっているのだろうと推測します。インターネット上のコメントを見ると、ばかな経営者が、のような意見が飛び交っていますよね。しかし残念ながら、資本主義である社会を覆すのは個人の力ではほぼ不可能と言っていいでしょう。


政治家や政治団体などにはそれを目指して活動されている方もいて、歴史を振り返るとかなり傾いた時期もありましたが革命は成功していません。そもそも個人が重視される現代では資本主義であるのが最も自然でしょうから、世界で資本主義陣営が大勢を占めている限り日本もそれに倣ったままであるのが多くの人にとって幸せな環境であると思います。


つまり、もし自分の人生に疑問を持ち、経済的な側面から何とかしようと思えば、ただの労働者、サラリーマンから脱出して資本家側へと立つように意識を変え、行動をするのが一番の近道であり、現実的です。そこには逆に経済的リスクも発生しますので万人に勧めるべきではない道のりですが、考えるだけならお金はかかりません。


ご自身の実現したい理想と現実問題として存在するリスクを比較し、どのような道を選ぶのが正解かを一度じっくりと思案してみるのがいいかと思います。投資とか起業というと短絡的に危なくて無理と拒否反応を示す方が少なくありませんけれども、深く調べたり考えたりすることなしに拒否するのは人種差別をするのと同様の思考回路ですのでご注意を。


投資や起業とはどのようなものなのか、資本家とはどういった存在なのかを調べ、考え、自分なりに解釈して、労働者の立場であり続けるのとどちらがいいか、を比較検討しておくのがよいでしょう。ちなみに労働者と投資家と事業家、どれも背反するものではなくてやり方次第では複数の立場に同時になり得ますし、それぞれのリスクを互いに補い大きなリスク低減に繋がります。


副業はあくまで副業であり、生活を脅かすものは辞めるべきである。

僕が目指すのも3つ全てを同時に成立させた状態、後述する収入の3つの柱を組み立てた状態です。僕が言う投資に投機は含まれません。投機とは売買差益を得るのを目的として商品を売り買いする行為。株式でも為替でも何でも短期的な動きは完全にランダムであり、ただのギャンブルです。米最大手投資銀行ですら失敗して倒産に至るようなものに人生をかけるのは割に合わないでしょう。あえて一度、経験しておいてもいいかもしれませんが。実は僕も少なからず経験があります。


結果は、大きく利益を出したり、大きく損失をしたり。最終的には常に市場が気になり、夜も熟睡できない日々が続いた挙げ句、肉体的にも精神的にも健全性を害するのは明らかであると気が付き、完全に手を引きました。僕にはどうにも合わなかったようです。


投機で大成する方もいらっしゃいますから存在を否定したりはしませんが、あらゆるギャンブルと同じで最初に勝ってしまうと相場なんて簡単だ、自分には才能がある、と勘違いをしやすく、射幸心を強く煽られますのでご注意ください。不動産投資にリスクを感じて踏み出せないような方がリスクを背負って投機に身を投じよう、とは考えないかとは思いますが……。


ちなみに売却差益で黒字になるのを期待する不動産投資も、投資ではなく投機の分類。5年後、10年後の不動産価格を予測するなんて不可能であるのはほぼ全ての日本人から賛同を得られるのではないでしょうか。加えてそのような場合は大概、売却しても損だけが残る物件をつかまされて泣き寝入り、どころか身動きが取れなくなります。


収益不動産は融資がある以上、売却金額が融資残高より安かった場合は金融機関が売却を許してくれません。売却時には担保を外さなければいけませんから、一括返済を求められます。それでも売却をしたいのであれば不足分を現金で補うしかない。それができない場合、返済が終わるまでずっと損失を垂れ流すか、金融機関と相談して任意売却の道を探るか、それも駄目であれば破産して競売行きとなるか。


まともに不動産投資をしようと思ってもうまくいかずにそんな憂き目に遭うケースもなくはないですが、売却益を目指した不動産投機ともいうべき行為ではさらにその危険性は増します。毎月損失を出し続けるような物件を抱えたままでは生活は苦しく、仕事にも集中できなくなります。家庭内不和も起こりやすい。理想とは程遠い人生が待っています。


投資はお金を激しく縛られつつ、時間と労力もある程度消費します精神的にもストレスがかかります。投資を始めたことで本業に身が入らなくなって本業収入(将来的なものも含む)が落ち込むようでは本末転倒。本来の自分のパフォーマンスを維持できる自分に適した投資を選ぶのが最重要となります。僕は、自分が投資家である、とは全く思っていません。あくまでも僕は医師です。


医師としての仕事が本業であり、他は全て副業でしかない。その信念は、どこまでいっても変わりませんし、医業に支障が出るようなら何であっても切り捨てる覚悟はしています。自分が何者であるかを見失わないよう、ご注意ください