苦手、嫌いな上司とのポジティブな付き合い・考え方。

「威張るな! 怒るな! 叱るな!」上司だから優れた人間とは限らない。

会社で、「役職が上がった」とよく耳にしますが、だからといって、決して向上しているとは断定できません。例えば、自分がやってもいないのに、他人にだけ、やれ、やれ、と言う上司もいますが、とんでもない。自分がやらずして、人にやらせようというのは、組織悪の症状でもあるのです。


「皆から尊敬される人になりなさい」「責任を持って闘いなさい」「皆から好かれる人になりなさい」と言いたいです。そして「威張るな! 怒るな! 叱るな!」実際、上司だからといって必ずしも優れているとは限りません。「こんな人のもとでは、やっていられない」と思う人もいるでしょう。そう感じる時にこそ、あまり感情的にならず、一歩立ち止まって考えてみることです。「この部長は、どんな力を評価されて昇進したのだろう」と観察すると、また、ひとつ学ぶ機会になりますよ。全てが経験だと思えば、無駄なことはないのです。


そして、上司自身が力ある指導者に育つことです。「あの人についていけば間違いない」「あの人の言うことは納得できる」「あの人の行動は尊敬できる」「あの人に会えば安心できる」「何となく自信がつき、自分が向上していくような気がする」、このように部下から思われるよう、立派に成長していきましょう。行動一つで人から好かれ、信頼される存在になれるのですから。


人は誰かに必要とされていると感じた時、自分の存在意義を見出せます。それが生きる支えになるのです。逆に、皆から忘れられ、誰からも必要とされていないと感じると、生きる希望を失い、立ち上がれなくなります。だから、私達は人と出会い、支え合うことで、元気に生きることができるのです。そんな生き方もあることを伝えられれば、嬉しいです。


人との付き合いで大切なのは心を開くこと。自信の身の丈にあった付き合いをすること。

前述で上司が優れた人間とは限らないと記述させていただきましたが、かと言って人は社会人になれば嫌いな人とも上手く付き合っていかないとならない場面がたくさんあります。人と助け合って生きていく私たち。ならば、上手く人と関わっていきたいものですね。人付き合いは難しい、面倒くさいと思われがちですが、人と仲良くなるには少しコツがあります。


例えば初対面の人や、久し振りに会う人には、最初の30秒で目についた、その人の〝こだわり〟について触れると、心の距離が縮まると言われています。好きな食べ物や趣味など、どんな小さなことでも共通点を探すことにより、〝あなたともっと仲良くなりたい〟との思いも伝わります。会話で距離が縮まる人はいいのですが、中には、人見知りの人っていますよね。本当はそうじゃないのに社交的に見せようと、無理して頑張ってしまいます。人見知りの人って、気にならないようなことまで、くよくよ考えてしまうのです。


でも大事なことは「何だか居心地のいい人だなあ、また会いたいな」と思われることです。その為には「私はあなたに興味がありますよ」というのが伝われば十分だと思います。そして、自身の身の丈を知って、ありのままの自分を受け入れることです。人見知りも大事な個性だってね。実は、他人はそれほど自分を見ていないものです。自分は「こうじゃないと駄目」と決め付け過ぎないで、ありのままがいいと思うことです。でも、ちょっと足を踏み出すと、今より楽しい毎日が待っているかもしれませんよ。


どの年代でも、楽しい、辛い、悲しい、腹の立つことはあります。年齢が違う人とでも、知らないから、ついていけない、話せない、と思わないことです。年配者なら、若い人が何を思い、どんな行動をするのか、「思う」と「する」について聞いてみると、けっこう、話してくれます。いきなり相手の気持ちに深く入るのは禁物ですが、ちょっとした悩みや嬉しいこと、少々困っていることは、誰もが喋りたいはずです。うなずいてくれる人がいないから話さないだけで、「聞いてくれるのだ」と思えば、話します。〝我慢している〟〝苦労している〟ことほどそうですよ。


もちろん、話したくないことは話さなくていいのですが、話せる部分が広ければ広いほど、相手との繋がる部分が大きくなり、仲良くなるのも早くなります。それに、オープンな人は楽しく、仕事もできる人が多いです。人脈が広がりますから、裕福になる人も多いのも事実です。