英語が身近になる!日本人が英語を話せない理由①

「文法の違い」

学校でみっちり英語を学んで、入試やテストのために勉強をし、社会人になっても、英会話スクールに通ったり、

TOEICの勉強をしているのに、なぜ、私達は英語が話せないのでしょう?

その理由の1つに、英語と日本語の明らかな「文法の違い」があります。

日本語で文章を作る時、「誰が・何を・いつ・どこで・どうした」という順番で単語を並べますが、

英語では「誰が・どうした・何を・どこで・いつ」という順番で並べます。ぱっと見はそんなに違いがないように感じますが、

やはり、「述語(英語では動詞)」が最後にくるのか、先にくるのかでは、明らかに文法的には違います。

また、日本語には「て」「に」「を」「は」などの助詞があるため、単語の順番をバラバラにして、

述語を最初に、主語を最後に持ってきたとしても、意味は通じます。

英語はココが違う

英語の場合、単語の場所を変えるだけで意味が変わってしまったり、全く通じなくなってしまうことも多くあります。

私が留学していた時、ESL(English as a Second Language)と呼ばれる、

英語を第二言語としていて、正規の授業についていくにはまだ英語力が足りない留学生が受けるクラスで一緒になった台湾人の男の子は、

ビックリするくらい英語が流暢で、授業中もよく発言をしていました。いつも授業中にペラペラと英語を話すので、

ある日、その彼に「どうしてそんなに英語が話せるの?」と質問してみました。

そうしたら彼が「英語と中国語は文法が全く一緒だからね。

中国語の文法に、英単語を当てはめるだけで文章が完成するから、簡単に話せるんだよ」と教えてくれたことを覚えています。

皆さんも、中学校の国語の授業で、漢文を習ったことを覚えていませんか?

レ点や一・二点など、なんとも複雑な読み方をするものだと思っていましたが、中国語も主語の後に述語がくる、英語と全く同じ文法なのです。

他の台湾人や中国人にも同じような質問をしましたが、返ってくる答えは皆同じ

「中国語の文法に英単語を当てはめるだけだから、英単語さえわかっていれば意外と簡単」というものでした。

そう考えると、日本語は英語と全く異なる文法なので、この文法の違いにはじめは戸惑い、

日本語の感覚で「述語(動詞)」を最後に持ってきてしまったりして、英語が通じないというケースがとても多く、

慣れるまでなかなか思ったように英語が話せないのは不思議ではありません。