子どもの成長は早いもの!心と体の5段階ステップ!

成長過程と心の発達

子どものこころの発達のプロセスと各時期での特徴や子育ての心構えを簡単にまとめると以下のようになります。


赤ちゃん時代 0~1歳半ごろ

赤ちゃんの感性がはじめてこの世と出会うとき。

養育者は、その子の資質や感性を最大限に守り、育ててあげる。

全面的な受容と安心感・安全感をたっぷり。

赤ちゃんの訴えに応えるため、大人側の感性や柔軟性を磨きましょう。

泣いている子も放置せず、心をつくして理解し、言葉をかけることが大切。

育てにくい子でも、先々のためと思って頑張って。


幼児期初期 1歳半~3歳ごろ

養育者(特に母親)を当てにしながらも、興味や好奇心がどんどんふくらむ。

心の動きが活発になり喜びや好奇心が先へ先へ。

その分、怪我や事故がつきもの。注意が肝心。

自己主張がどんどん激しくなり、養育者泣かせ。

でも「いやだ」が言えないほうが、むしろ問題。

いらいらしてしまうけど、頭ごなしに叱らないで。冷静に言い聞かせる工夫を。

親の機嫌をうかがうビクビクっ子にしないよう気を付けて。

言い聞かせたり、場合によっては大人の側が少し譲歩してみたり。

養育者に、しなやかな心と踏ん張りの両面が要求されるのでしんどいのです。


幼児期後期 3~6歳ごろ

基本は「遊びの時代」。

エネルギーいっぱいで1日中遊んだり、新しいことを発見したりして大きく成長。

時には養育者が嬉しくないことをやってのけたり、ふざけたり。

養育者の価値観や道徳観、生きざまを揺さぶってくるので、大人側のアイデン

ティティーが試されます。

「どの場面で」「何」を「叱る」かが難しいですが、絶対だめだと思うことには

自信をもって毅然と叱りましょう。

でも養育者の価値観で子どもを縛り付けすぎないことも重要。

そうやって養育者が悩み考える姿勢から、子どももまた学んでくれます。

習い事や手伝いもできて、日を追って頼もしくなってきます。でもまずは心を躍動させながら遊べることが大切。


小学校低中学年 6~9歳ごろ

小学校に上がり、ますますしっかりしてきます。

能力や個性の現れ方も個人差がとても大きい。本人の資質に見合った対応が

大切。

不器用な子や要領の悪い子の場合、算数の九九や漢字の練習など、養育者が横

について教えることも、時には必要です。

成績の優れない子どもの中には、心理的な問題によって勉強力がフリーズして

いることがあります。

子どもの言葉や行動をよく観察しましょう。

小学校高学年ごろ 9~12歳ごろ

子どもの未来の姿がかすかに見えてきたりします。子どもの興味や資質を最大

限に伸ばすチャンス。

勉強に向いた子は進学塾に入ってもやっていくし、スポーツ力に恵まれた子は

そちらで開花してくるでしょう。

イチローさんが小学校6年生の作文で「アメリカの大リーグに行く」と書いた

ことは有名。

でも一方で、遅咲きの子もいます。

好きなことは禁止せず、むしろきちんと形にして個性を伸ばすことが大切。

個性的だったり奥手だったり、興味がいろいろな子はレールに乗りにくいので、

本人も周囲も苦労しますね。

そこはあせらず子どもと一緒に模索しましょう。


高学歴を付ければ安泰と思える時代はもうとっくに終わっています。確かな学力や高い専門性は尊重されるべきですが、確かな人間力や選んだ仕事への信念や興味が少ないと、本人が先々生きづらくなるでしょう。その子に合ったものを見つけられるように、サポートしてあげたいですね。