兄弟喧嘩にならない育児法!大切なのは大人の言葉がけです。

赤ちゃん返りのお兄ちゃん・お姉ちゃんへの言葉がけ

私は一人っ子でした。ですから、兄弟、姉妹の関係は正直わかりませんが、我が子を見ていると、あぁ兄弟はこんな感じなのだなと、羨ましく思うこともあります。私は実の母と同居していますので、本当にラクをさせていただいています。ですから、皆様へ助言できる立場でもないのですが、私が母(息子たちのおばあちゃん)から教わったことを書きます。


3つ違いの次男くんが生まれたときに、私の母は長男くんへ「今日からお兄ちゃんだよ、おめでとう」と、まず長男くんへお祝いの言葉をかけました。「お兄ちゃん」なんて、初めて呼ばれて照れながら、とっても嬉しそうだったのを今でも鮮明に覚えています。


その後も、母は何をするにもまずは長男くんへ声をかけて、次に次男くんへ。おやつも、まずは長男くんへ、そして次男くんへ。そんな姿を見て私も学び、いつもお兄ちゃんからと順番を決めています。赤ちゃん返りしたお兄ちゃんの欲求も後回しにせず、先に応えるようにしていました。けれども、オムツ替えや次男くんが泣いてしまった場合など、次男くんを優先しなければならないときも多いですが、それでもまずはお兄ちゃんへ「次男くんが泣いてるからごめんね、後で遊ぼうね」など、まだ意味がわからなくても、声かけは心がけていました。


そして、我慢してくれていたときは必ず「ありがとうね、お兄ちゃんのお陰で次男くんも喜んでるね」など、いつもお兄ちゃんのプライドも育てつつ、兄弟を意識した会話作りをするようにしていました。後に生まれたから弟、先に生まれたからお兄ちゃんなんて、理解してほしいと思う方がおこがましいことだと私は思います。


ですから、「○○くんはお兄ちゃんだから我慢しなさい!」なんて言うより、事細かに「きっと次男くんは、こうしてほしいとママは思うよ」とか、「お兄ちゃんがいると次男くんはよく笑うね、嬉しいんだね」とか、お兄ちゃんの役目、そして弟の役割を教えてあげることがいいのではないかと実感しています。上の子には「自立して下の子に優しくしてもらいたい」と願う親が多いと思いますが、では下の子は? とはあまり考えませんよね。


やはりそこは平等に、下の子にはお兄ちゃんを敬い、お兄ちゃんの言うことをよく聞いて逆らわないで遊んでほしいと願うなら、そのままを教えて

あげることが一番の近道だと思います。兄弟愛、姉妹愛は、ママが導いてあげる方がいいと思います。


兄弟、姉妹のルールは自分たちで決めさせる

各々の、成長の段階における自我の目覚めにより、喧嘩ばかりの日々もやってきます。しかし、幼いときに、お兄ちゃんが1番、僕は2番と覚えていると自然と兄弟のルールができており、その上でお兄ちゃんが弟へ、お姉ちゃんが妹へ、「先にいいよ」と兄、姉の優しさから自然と1番を譲ってくれる日がきます。遊ぶときも、兄弟、姉妹が一緒に遊んで、その経験がお互いの絆を深くしていくように思います。


例えば、ボールをコロコロする。そして次は、ママ対兄弟、姉妹で勝負すると、いつの間にか助け合って協力する知恵を学んでくれています。私は兄弟、姉妹が仲良くするには共感を育てること、一緒に楽しい経験をたくさん作ってあげることが大切だと考えています。ですから、電子ゲームを個々にするのではなく、例えば、段ボールを何個か用意して2人で自由に遊びなさいと言って見守っていると、一緒にお家ごっこで遊んでいたり、被ってロボットになっていたりするときもあります。


お互いに笑顔いっぱいで想像力を膨らませて遊んでいます。市販のおもちゃだと使い方が決まっているものも多いですが、ルールも何もない自由な遊びは、兄弟、姉妹の上下関係も「今日は僕がお兄ちゃんね。お兄ちゃんは赤ちゃんね」なんて、逆転していたり、時には「私がママになるから、お姉ちゃんはペットの○○ちゃんになってね」なんて、微笑ましい光景も見られたりします。


同じ経験から得た楽しい思い出からは、後々、お兄ちゃんは弟を守らなくては、弟はお兄ちゃんに協力して助けるんだ、などといった兄弟愛、姉妹愛が芽生えると私は信じています。幼い頃に育まれた兄弟、姉妹の暗黙のルールや支えあう愛情が今後一生続くのですから、親として、どんな兄弟、姉妹になってもらいたいかをしっかりと考え、見守りつつも間違っているなら、その都度言葉で教えてあげることが大切だと私は思います。それを自然と学べることにも適した環境が必要だと私は思います。