時代の変化は怖いものである。人の心理を解説と対処法

人間は「変わること」が怖いもの。

「行動」であれ「考え方」であれ、人間の脳には「変化=恐怖」という情報がインプットされています。それは、人間の「動物」としての生存本能から来るものです。私達は今でこそ文化的な暮らしを送っていますが、祖先の時代は毎日生きるか死ぬかの過酷な生活です。

そのような状況の中で「常に変化すること」はとてもリスクを伴う。短期的な視点で見ると「昨日と同じこと」をする方が今日も生きられる可能性は高いし、「今日までと同じこと」をすることで、明日以降生きられる確率も高くなります。人は、本能的に「変化」を避けているのです。変化できない人は、意識・無意識に関わらず、この動物的な部分に囚われてしまっています。

「親の時代」と「同じこと」ができればそれで良いこのように考える方も結構多いと思います。「自分は、そんな高望みはしない。親と同じように真面目に働いて、親がしてくれたような生活がこの先も送れたらいい」皆さん、そのように思われています。

具体的には、次のようなものでしょうか。

• 学校で良い成績を取り、良い大学へ

• 上場企業や公務員といった安定した仕事に就く

• 真面目にしっかり働いて、収入を増やす

• もらった給与はきっちり残し、定期預金する

• ある程度の年齢になれば、結婚してマイホームを持つ

• 引退後の安定のため、年金もきちんと支払う

• 就職した企業に「終身雇用」してもらい、定年まで働く

• 引退後は、「国民年金」と「厚生年金」でゆとりある生活をする確かに、70代以降の祖父母の世代はもちろんですが、50代後半から60代の親の世代も、この通りの人生を歩めばそれなりに「お金」に困ることなく一生を過ごせそうです。しかし、とても残念なことは、20代、30代以下の私達の世代には、この「常識」も全く通用しないということです。

はっきり言います。「親の時代と同じこと」をしていて、「親と同じ生活」を送ることは出来ません。「お金」を取り巻くルール・状況が変わっているのです。