【宇宙の法則】おすすめの本のご紹介。人生が上手くいく方法

進化成長する流れ(宇宙の法則)に乗ること。

ここ数十年の中で影響を受けた本を1冊あげるとしたら、稲盛和夫さんの「生き方 人間として一番大切なこと」です。本屋さんで2年ほど働いていたことがあります。もともと小説やエッセーなどはよく読んでいましたが、どんなジャンルでもという無類の本好きでもなく、働いていたとはいえ、ビジネス書のハードカバーが並んでいる所は、もっとも興味のない売り場で、購買意欲が湧いたこともありませんでした。

それが、ある日、そのビジネス書売り場で平積みしてあるPOPに目がいきました。いったんは目をそらし、やっぱり氣になりもう一度ゆっくり眺めました。それが「生き方 人間として一番大切なこと」の単行本のPOPで、そこにどういう広告文が書かれていたかは覚えていませんが、とにかく稲盛和夫さんの顔写真に惹きつけられ、優しく穏やかにほほ笑んでいるその顔は、絶対にすてきな年の取り方をしているに違いないと思わせるほどのオーラを放っていました。

稲盛さんがどのような方なのか何も知らないことをいいことに、その顔立ちに単純に興味が湧き、仕事が終わった後にその売り場に立ち寄ってみました。稲盛さんが素晴らしい経歴の持ち主で、とても有名で高名な経営者であるという認識があったら、いつも通り素通りしていたと思いますが、当時の私の無知なことが幸いして、その場で早速立ち読みを始めました。

その本の内容は難しい経営について書かれているわけでもなく、私にもリズムよくスラスラと読み進めていくことができました。私はなるべくその日に一氣に読み切りたいタイプなので、自分の中にあるリズムに合うこと、頭にすう~っと入ってきて心を刺激する感覚を大事にしていて、プロローグを読んだ時点で迷うことなく購入することにしました。

本には、人生は心に描いた通りになるということや、この宇宙にはすべてをよくしていこう、進化発展させていこうという力の流れが存在していて、その宇宙の意志が生み出す流れにうまく乗れれば、人生の成功と繁栄をもたらすことができるということなどが5章組みで書かれています。スピリチュアルのスの字も出てきませんし、そのようなことばかり書かれている本ではないのですが、後に私がスピリチュアルでも学ぶことと重なるようなことが書かれています。第5章はその宇宙の流れと調和するという内容なのですが、第1章から読み進めていくと、そこに行き着くことが妙に納得できました。この本は私の種になりました。

もうずっと会っていなかった昔の友人と再会する機会が訪れました。結婚する前のほんの数年間、会社員をやめて、その友人と色彩に関する事業をしていたことがありま

した。結婚を機に名古屋を離れることになった私は専業主婦になり、彼女も結婚はしましたが別の事業を起業して、それぞれの道を歩んでいました。


彼女との再会は私の種が発芽するために必要な水のように刺激を与え、とにかく何かを始めてみようと心が動き、それが後にワイヤーアートに出会う流れをつくりました。「生き方 人間として一番大切なこと」にも、森羅万象あらゆるものを成長発展させようという宇宙の意志が、生きとし生けるものを善の方向へ導くという流れがあると書かれてありますが、私がそうなるように望み、その流れに乗った出来事の連続だったことが、スピリチュアルを学ぶにつれて腑に落ちていきました。

スピリチュアル本ではないのですが、宇宙の流れと自分の意識との関わりが理解できる本だと思います。夏野菜を育てたことがあるのですが、あの野菜たちはこの宇宙創造の意志に沿い、日が照り続く日中の暑さにも、台風の強い雨や風にもただ素直に身を委ね、そこに調和して生長し、たわわに実り、また種になっていく、そのような流れに乗っている進化の過程だと思います。

でも、私たちにはそれを拒絶することができる意思があり、選択できる自由があります。本を読み、彼女と再会して、何かを始めてみよう、成長しようと心が動いても、いやいや、私にはなんの能力もないし、もうそういう情熱もないし、時間やお金を使うのはもったいないという意識が噴き出し、やっぱり無理だと拒絶してしまう心を発動させることができます。

また、今のままでいいという選択もできます。どの意識を選択するのかは自分自身であり、そこに間違っているも正しいもありません。それが、それぞれの生き方だから。あのとき、今のままでいいという選択をしなかった私が、その延長上にある未来を想像しても仕方ありませんが、今この時点でこの記事を書いていなかったことは確信できます。

13年間、専業主婦をしていました。そうして過ごした私の生き方もありがたい月日ではありますが、何か物足りなさを感じつつもその生活に慣れ淡々と過ごしていたのも確かです。あらゆるものを進化成長させようとする宇宙創造の意志は、とどまることなく、人を選ぶことなく、いつでも流れているのですから、ハッと思い立ち、いつでもその流れに乗ることもできるわけです。そう心が思い望んだ瞬間から、何かが動き始めています。

※参考文献:「生き方 人間として一番大切なこと」稲盛和夫著 サンマーク出版 2004年8月10日発行