健康寿命を伸ばすために必要な「健康の三原則」と「5つの要素」

健康づくりの5つのポイント

自由に手足や身体が動かせる機能的な姿勢を手にするには、具体的に何を意識したらいいのか。それは、前述した「栄養」「運動」「休養」といった“健康の三原則”と「呼吸」「姿勢」の“呼吸がしやすい身体”の5つを意識することです。それでは、健康の三原則「栄養」「運動」「休養」について説明していきます。


「栄養」

わたしたちは生活に必要なエネルギーをとることや、筋肉や骨などの身体をつくるために食事をします。栄養の取りすぎや栄養不足などの偏った食事を続けると、生活習慣病を引き起こす場合があります(生活習慣病とは、毎日のよくない生活習慣の積み重ねにより引き起こされる病気のことをいい、厚生労働省は食生活や運動習慣、休養や喫煙、飲酒などの生活習慣が病気の発症や進行に関与している疾患と定義しています)。そうならないためにも、規則正しくバランスのいい食事を取り、塩分を取りすぎないようにすることがポイントです。


「運動」

身体を動かすことは健康にとって必要不可欠なことです。身体を動かすことにより筋肉が強くなり体力もつきます。汗を出して代謝もよくなり、血液の流れもスムーズになります。偏った筋肉だけを使う運動よりも、全身の筋肉を使う運動をおすすめします


「休養」

休養には「身体の休養」と「心の休養」という2つの休養があります。筋肉を休める身体の休養。そしてテレビやゲームを楽しんだり、家族や友人と話したりする心の休養。心と身体を両方休めることができる方法は睡眠です。睡眠には3つの大きな効果があります。

1 身体の免疫力を高める

2 身体の成長を促す

3 疲れを取ることができる

「栄養」「運動」「休養」の3つのバランスが取れている状態のときこそ健康といえます。


もし体調が思わしくないなと感じたとき、3つのうちのどれがバランスを崩しているのか(「栄養に関係することなのか」「運動に関係することなのか」「休養に関係することなのか」)を分析し、改善することが大切であり健康への近道です。注意していただきたいのが、健康の三原則(栄養・運動・休養)を意識するときに「すぎない」ということです。


意識しすぎない

・食べすぎ ⇔ 食べない(無理なダイエット)

・飲みすぎ ⇔ 水分を取らない

・緊張しすぎ ⇔ ゆるみすぎ

・寝すぎ ⇔ 起きる状態が続く(徹夜)

・動きすぎ ⇔ 動かない

いずれも身体にとっては良くありません。大切なことは適度が良いということです。睡眠時間を削って頑張りすぎた結果、体調を悪くします。食べすぎ飲みすぎを続けた結果、太ります。動かないで寝すぎた結果、筋力を失い体力も失います。無理をすれば必ず跳ね返ってきます。何事も適度に、健康づくりや維持のためには「すぎない」。これを意識してみてください。


健康三原則とプラス「姿勢」「呼吸」を意識して健康寿命を延ばそう!

健康づくりや維持のためには「バランスの取れた食生活」「適度な運動」「十分な休養をとること」の3つが大切だということをお伝えしましたが、この3 つ以外に大切なことが2つあります。それは「姿勢」と「呼吸」です。姿勢が悪くなれば呼吸がしづらくなります。スムーズな呼吸運動が困難になると、・食事をしても筋肉や血管が圧迫されて、栄養素がうまく全身に運ばれなくなる・運動をしても一部分だけが緊張して、手足や身体を動かしにくくなる・休養をしても血液の流れが悪くなることで、疲れが取れにくくなる姿勢と呼吸が健康の三原則(栄養・運動・休養)に及ぼす影響はとても大きなものです。


だからこそ、「姿勢」と「呼吸」を無視して健康づくりを考えることはできないのです。わたしたちが健康づくりや健康維持をする中で大切な5つのポイントは「栄養」「運動」「休養」「呼吸」「姿勢」です。これらの5つのポイントを意識し、自由に手足や身体が動かせる機能的な姿勢を手にして健康寿命を延ばしていきましょう。