手で止める!?ジェットコースターの秘密。コッソリ教えるお得な話その5

海外は手で止めるジェットコースターがある!?

最後は海外のジェットコースターのお話です。

これは私がアリゾナ州のフェニックスに出張したときに見たことです。

当時、遊戯施設の安全基準に関する会議に出席するため、出張していました。

そして帰国の前日、会議も昼で終了したので、午後は近所の移動遊園地を視察に行ったんです。

日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、欧米など海外ではサーカスのような移動遊園地があり、

期間限定で臨時的に運営している遊園地が各所を転々としています。

なぜ移動遊園地の視察をしたのか

移動遊園地は常設の遊園地・テーマパークと比較すると事故が多かったので、

どのような施設で、どのような運営をしているのかを見るためです。

そこで出会ったのが1台の小さなジェットコースターです。

子どもが2人ずつ5列で計10人乗れるような小さなものでした。

よーく見ると、ジェットコースターのお尻の部分にロープが垂れ下がっていました。

まるでしっぽのようでした。何のために付いているのだろうと見ていると、ジェットコースターが動き出しました。

子ども用ですからスピードはそんなに速くありません。

2周ほどして、そろそろ止まるころかなと思い、その場を離れかけた瞬間、

バチーン!!!

目の前で衝撃的なできごとが発生しました。なんとジェットコースターを運営していたおじさんが、

走行中のジェットコースターを手で叩いたのです。

私は目が点になりました。そんな光景、見たことないですから。なぜ叩いたのでしょうか?

それは、ジェットコースターを減速させるためです。そして今度はおしりに付いていたロープをつかみ、

引っ張り始めました。ジェットコースターとおじさんが綱引きをしているような状態です。

ロープを引っ張ることでジェットコースターを止めて、降りられる位置まで引き戻していました。

通常、ジェットコースターは機械の力で減速、停止させますので、あり得ない光景でした。

いやもう本当にあり得ないです。動いている機械に触ること自体があり得ないです。

それでバランスを崩して、ジェットコースターにひかれる可能性だってあるわけですから。

おじさんは平然としていましたが、私はもうただただ驚きしかありませんでした。

視察にもかかわらず、写真も撮り忘れたぐらいです(笑)。

そんなできごとがあったわけですが、何がお得な話かといいますと、海外の移動遊園地はオススメしません。

見に行くぐらいならいいかもしれませんが、何かアトラクションに乗ることはオススメしません。

それにこの本を読んでいる方で、遊園地・テーマパークにお勤めの方がいらっしゃいましたら、

動いているアトラクション(機械)には絶対に触らないということを肝に銘じておいてください。