見た目に振り回されない!姿勢と血流を改善し、健康な身体を手に入れよう。

自然な姿勢とは機能的な身体のこと。

健康寿命を延ばすとは、介護を必要とせず自立した生存期間を延ばすことです。では具体的に、自立した生存期間とはどのようなことをいうのかご説明します。具体的には、散歩やお出かけができる、トイレに行く、お風呂に入るなど、日常的な行動が自分でできることをいいます。つまり自由に手足や身体を動かせる期間のことです。


もし、次のようなことでお悩みであれば、あなたも健康寿命を延ばすことに黄色信号かもしれません。「慢性的に肩がこる」「腰が痛くて動きづらい」「膝が痛くて動きに制限がある」「頻繁に足がつってしまう」「ぎっくり腰を繰りかえす」


なぜなら、このような不調でお悩みの場合も、わたしたちは自由に手足や身体を動かすことが難しいからです。わたしは健康講座で初めて出会う人や、街を歩く人を見て残念に思うことがあります。それは「見た目だけの美」にこだわり、機能的な身体ではないこと。


機能的な身体の特徴

・自然な姿勢を維持できている

・腕や脚を本来の動きで自由に動かせる


身体見た目だけの美の特徴

・綺麗な姿勢をつくろうと無理をしている

・胸を張りすぎ、腰を反らせすぎ

・呼吸が浅い(しづらい)

血流をよくすれば、全身に栄養が行き渡る。

本来の自然な姿勢(機能的な身体)であれば、自由に手足や身体を動かせるはずなのに、見た目だけの美を追求した身体は、その証拠に腕や脚の関節、膝の関節や腰周辺の動きが極端に悪くなっています無理をした姿勢というのは、無理に力が入っている、力む(りきむ)姿勢になるわけですから、筋肉のアンバランスが生じて血液の流れも悪くなります


血液の流れが悪くなれば、頭痛や肩こり、腰痛や背中の痛み、身体のむくみなどの不調に悩むことに繋がります。その他にも「疲れが取れにくくなってしまう」「食べたものの栄養が全身に行き渡る」ことにも影響を及ぼします


現在の情報化社会の中では、美という言葉が独り歩きして自分の前側部分、髪形やお化粧、バストアップなど自分から見える部分の美を追求することが多くなっているような気がします。これからは鏡の前で止まった状態で見える部分の美だけではなく、手足や身体を動かす上での美も追求すべきではないでしょうか?


生きるということは

わたしたちは生きています。生きるということはどういうことか30秒ほど考えてみてください。生きるということは「動くこと」です。その他にも、「呼吸をしている」「血液が流れている」という答えがあると思いますが、いずれも「動くこと」から成り立つものです。


では次に、お腹が痛いときの自分の姿を想像してみてください。どのような格好になっていますか? 自然な状態の姿勢と比較したときに、お腹を押さえて身体が少し前かがみになり、手足や身体の動きが制限されていませんか? 今度は脚を捻挫したご自身の姿、腰を痛めたときの姿を想像してみてください。本来の自然な姿勢と比較したときに、姿勢が崩れ背中を丸くし手足や身体の動きが制限されていませんか? お腹の痛みがなくなった、脚の怪我や腰の痛みが回復したときのご自身の格好はどうですか? おそらく本来の自然な姿勢に近づき、先ほどよりも楽に手足や身体を動かすことができるはずです。


このようなことからも、人は健康なとき、自然な姿勢で手足や身体を動かすことが可能だということになります。逆に不健康なときや調子が悪いときには、身体のバランスが悪くなって手足や身体が動きづらくなります。つまり身体のゆがみが生じている状態であり、姿勢と健康にはとても重要な関係性があるということが分かるのです。