リラックスすることで罪悪感を感じたりしていませんか?

リラックスすることを許していますか?

忙しい私達現代人にとって、毎日やることが多く、「24時間では足りない」と感じている人もいるでしょう。にもかかわらず、昨今は健康ブームということもあり、食べるものや運動、睡眠のとり方に日頃から気を配っている人も、かなり増えてきていますよね(私はそんな人達を見習わないといけない立場ですが、笑)。


もし、そんな風に食事や運動、睡眠時間のとり方に気を付けているにもかかわらず、「なんか疲れがとれないなぁ」と感じているのでしたら、もしかしたら無意識にリラックスすることを、自分に許せていないのかもしれません。リラックスがうまくできないのは、「緊張を緩めることができない状態」といえます。


緊張を緩めるのに必要なのは、心でいうと「女性性」で、癒やしたりリラックスさせるといった働きが、うまく機能していないと考えられます。「女性性」を自分の中で否定したり、傷ついてうまく受け入れられないでいると、疲れをとる為にリラックスする時間を設けても、「なんかいまいち、休んだ感じがしない……」といった、スッキリした感じがしない状態を引き起こします。


女性なら誰しも経験があると思いますが、半ば寝ぼけながら朝の満員電車に乗っている時、いきなり痴漢に遭うと、ものすごく驚くと同時に怖く嫌な気持ちになりますよね。受けた被害や心の傷の程度によっては、「なんで、ボーっとして気を付けなかったんだろう……」「私が女でなければ、こんな目に遭わなくて済んだのに!」と強く自分を責めたり、女性であることを恨みがましく思ったりするかもしれません。


また、嫌な経験をした際に、周りに気づいてもらえなかったり、助けを求めても誰にも助けてもらえなかったことが重なれば、二度とそんな場面に遭遇しないよう、「自分の力で身を守れるよう、なんとかしなくちゃ!」と、より一層警戒心を強めるでしょう。すると、日常生活で一般的に女性が警戒する場面や場所だけでなく、たとえ周りに人がたくさんいたとしても、個室であるエレベーターや、すごく長いエスカレーターのような「身動きが取りにくい場所」に来た時、「(なにかトラブルに遭っても)自分の力だけでは解決できない」と、常に無意識に緊張している状態で過ごすか、その場所をわざわざ避けるような行動を取るようになります


なお、気を許している時に傷ついた経験は、性的な被害に巻き込まれた場合だけでなく、子ども時代に横になってくつろいでいたり遊んでいる際に、親から「遊んでいないで勉強しなさい!」「怠けているなら(家事を)手伝いなさい!」と怒られ、日常的にリラックス

することを許されなかったことから、来ている場合もあります。

「リラックスしている自分は愛されない」と無意識に感じている。

休日や休憩中にもかかわらず、家事や予定といった、やらなければいけないことをついたくさん入れて頑張ってしまったり、読書をしたり携帯電話をいじるといった、いつも神経を働かせている「心身ともに自ら緊張せざるを得ない状況」を作り出します。いつ攻撃されるかわからない状態なので、意識は常に臨戦態勢のような感じです。


結果、「休むはずが、却って疲れた」という思いをすることになります。心も体も緊張をずっと強いられれば当然、疲労感が溜まっていきます。大きく体調を崩すことに、つながりかねません。「ボーっと気を抜いて休んでいたから」「女性であったから」という理由で、誰かがあなたを心身ともに傷つけていいわけはありません。あなたは何も悪くないのです。


信頼できる人やカウンセラーに、理不尽に感じた怒りや突然襲いかかってこられたことによる恐れ、あなたという尊厳を傷つけられた悲しみを話しながら、素直に感じて傷ついた心を癒やしていきましょうリラックスした状態のあなたもいてもいいし、十分、愛される存在です。


また、家で一人になった際、お気に入りの香りを焚き照明をほんのりつけて、あなたが「リラックスできるな」と思える空間を作ってみてもいいかもしれません。このような空間に慣れていきながら、徐々に一人でいる時、リラックスすることを自分に許していけるよう、チャレンジしてみましょう!