パートナーに愛情表現してますか?愛を伝える3つの方法

愛情をしっかり受け取れていますか?

子どもが生まれる前。旅行が好きな母と二人で、旅行会社のツアーによく参加しました。残念ながら毎回というわけにはいかなかったのですが、たまに旅費を母の分も出していました(実際は、母はこちらの懐具合を心配し、半額しか受け取らない場合が多かったです)。


一緒に旅行に行くということも、とても喜んでくれていたようですが、なにより娘が自分の好きな「旅行」をプレゼントしてくれたのが、とても嬉しかったようでした。必ずツアーでご一緒になったご婦人達に「今回、娘が旅費を持ってくれて……」と、私が席をはずしている時に話していたようでした。


なぜなら、私が戻ってくると必ずご婦人達に「親孝行だ」と褒めていただいたり、母を羨む声を聞かされたからです。当時に思ったことは、「母が一番喜ぶ愛情表現は『もので示す方法』なのかなぁ」ということでした。誤解のないように言っておきますが、母はがめつい人ではありません(笑)。

むしろ気前よく日頃から、様々な人にその人が欲しいものや「(その人に)必要だろう」と思ったものを、よくプレゼントしています。そうなのです。人は自分が受け取って嬉しい愛情表現を、他人に示します。愛情表現には三つあります。


一つ目は今回の母のようにもの、つまり「視覚で示す」パターン。例えば、誕生日プレゼントとして旅行や花束、ケーキやアクセサリー、現金をあげる、といった形で示します。このパターンの愛情表現は、男性に多いです。


二つ目は言葉、いわゆる「聴覚で示す」パターン。先程の誕生日プレゼントの例でいえば、誕生日当日に「おめでとう」と直接本人に会って伝えたり、メールや電話を通して伝える、といった形で示します。このパターンの愛情表現は、女性に多いです。


そして三つ目は、スキンシップを図ったり、ただ一緒にいる、行動するといった「触覚で示す」パターン。誕生日プレゼントの例でいえば、直接本人と会って一緒に手をつないでデートをしたり、体を寄せ合いながらお祝いをする、といった形で示します。


母の例に戻りますが、彼女はよく旅行先でも単独行動を取ることなく、一緒に様々な所へ嬉しそうに回ってくれました。母は三つ目のパターン、一緒にいる(「触覚で示す」)という愛情表現も示せるし、受け取れるのですね。この愛情表現のパターン。全部コンプリートできると、本当にベストです。なぜなら、たくさんの愛情表現ができると、相手が喜ぶ方法で愛情を示すことができるから、喜んで受け取ってもらいやすいですし、なにより自分もたくさんの愛情を受け取れるからです。


よく男女の間で起こってしまいがちなのが、男性は言葉で「好きだ」と伝えるのが恥ずかしくて苦手なのもあり、日頃の生活を経済的に養ってあげたり、バッグやアクセサリーなど、ものをプレゼントすることで愛情を示す傾向があります。一方、女性はものをいくらプレゼントされても、「好きだ」「愛している」という言葉が聞きたいので、ものは満たされていても心が満たされず、「私は本当に愛されているのか?!」と、男性からの懸命に示される愛情を受け取れなくて、気持ちがすれ違ってしまうことです。これはお互いにとって悲劇ですよね。


でも、愛情表現に様々な形があると知り、自分が示せれば相手が示してくれた時、どんな気持ちで愛情表現をしてくれているかがわかるので、素直に「ありがとう」と喜んで受け取れます。「この形でしか愛情を受け取らないし、示さない」こんな風に愛情表現の範囲を狭めてしまうのは、とても損ですし、もったいないです。たくさんの愛情表現ができるようになり、受け取れるようになりましょう。そして、自分を幸せな愛情でいっぱいに満たし、笑顔にしてあげましょうね。