表情の癖で運まで変わる?クセの直し方とは。

口元にはその人の癖が出る。

「どうにかしないと~」と言って来店した彼女。「何が?」と聞くと「鏡を見ると口が歪んでいた」と。私が「何が?」と聞くくらいですから、目の前には歪んだ状態はないのです。本人の言葉を聞く以前に、彼女のお母様から「あの人、しゃべるとき口が歪んでるのよ」と、普段会話する姿を見ていて「ヤバいわよ~」という感想を聞いていました。


しかしここに来てしゃべる姿にまったくその癖は出ません。そう、形状記憶にまではなっていないのです。営業の男の子が淡々と話をするときや、テレビで政治家が淡々と説明するときなど、下唇と顎の動きだけで話す人もいます。女性に多いですが、上の歯を見せて心の機微を伝えるように話す人もいます。


口は元々食物を噛み砕き食事をする目的があるため、四方八方いかようにも動く構造になっています。事実を伝える言葉を話す動きのとき、心を伝える動きのとき、左右同じように同じぐらい動くとき、片方だけが動く・動かないとき、心の葛藤や困難に感じるときなど、口には現象や癖が現れます


そして笑い方にも癖が出ます。その影響で法令線の形や、老後の運も変わっていきます二十代のときは頬の高さも高く、それが若さの象徴ですが、年齢とともに重力には逆らえず、頬の高さは変化します日本人の多くは頬骨の高さがないため、顔を引っ張ることができません。頬の上にあった厚みは頬の下に移動し、法令線の始まりの部分に厚みも移動します。そのことで法令線の目立ち方にも変化が現れます。


「友人で縦皺の多い口の人がいるのですが、これは何ですか」と四十代の女性が聞いてきました。「急に?」と聞くと「近頃気になるらしい」とのことでした。

観相学を美容に活かす!癖がつく前にケアをしよう。

観相学では吸火口という口があります。急に唇に縦皺が多いと思うときは独り言が多くなっていたり、口を尖らすように話す人に多い口とも観ます。四十代女性には「マグマのようにお腹に溜めている思いがありそうなら、お友達として話を聞いてあげたら?」と伝えました。


私たちは生命の大原則にのっとって「好ましい・好ましくない」の判断を常にしています。これは本能と言い換えてもよいものです。本能の中には抑圧された記憶も含まれると考えられています。危機的状況と遭遇することがあったとき、誰かに何度も話を聞いてもらったりして、しっかり言語化しておかないと、抑圧された記憶は増え、日常生活で入ってくる情報と一致する可能性が高くなり、正体不明の怒りや不安、恐怖に襲われる危険性が高くなるといわれています。


口をすぼめることが多くなっている、「えー」「だってー」などの言葉がいつの間にか増えていると自覚があれば、不平不満を解消する自分なりの方法を見つけておくことも必要です。


一人住まいのおばあさんなどが、テレビに向かって独り言が多くなると、唇を越えて白唇部(鼻下)まで縦皺が伸びます。白唇部(鼻下)まで縦皺になりたくないなら、今からでも対策は遅くはありませんよ。形状記憶になる前の適切なケアを観相学ではすすめています。笑いにもタイプがあることを知り、問いかけ、「腹から笑う」など、心がけから変わってもらうことをケアとしています。


口は四方八方いかようにも動きます。口元は感情がなくても動き、そして感情とともに動きます。早めの手当てと適切な自己関心心がけから、動きから、口元を変えていく試み。老後を視野に入れ、女性のたしなみとして、三十代・四十代から始めてみてはいかがでしょうか。