第一印象は3秒で決まる!コミュ力を上げる2つのテクニック

第一印象は3秒で決まる!

人が得る情報の90%近くは視覚からの情報といわれています。昔から「人を見た目で判断してはいけない」とか「人は見かけによらない」などとよく言われますが、逆に考えれば人は見た目で判断してしまうので、気をつけましょうという意味だということです。


例えば、警察官の服装をしていると警察官だと思い込んでしまいますし、作業着を着ていると工事関係の人だと思い込んでしまいます。人は目からの情報がほとんどなので、目で見たものを信じやすい傾向にあります。工事関係者を装って電柱に登り、留守宅に侵入する空き巣や宅配業者を装って在宅を確認する犯罪が横行しているので、気を付けないといけませんね。


私達は他人の印象を3秒以内で決めていると言われています。例えばあなたが街でショッピングをしている時に、たくさんの見知らぬ人とすれ違いますね。そのひとりひとりに無意識に第一印象を持って分別しています。「怖そう」「優しそう」など無意識に大きくグループ分けしていませんか?「怖そう」と思ったら警戒して身構えることもあるかもしれませんし、優しそうと思うとホッとするかもしれません。


名刺交換や自己紹介の時にも同じように脳内で分類が行われます。3秒で大まかな印象、お話しして2分で大体の第一印象が出来上がり、第一印象はその後も長く残り、変わりにくいと言われています。研修ではよく2分間で自己紹介をする練習をします。2分間でどうすれば自分のことを伝えられ、いい印象を持っていただけるか? 自分なりにまとめたネタを持っていると急な自己紹介でも困りませんし、緊張も少しは緩和されます。ぜひ職場や仲間同士などで練習してみてください。


①ノンバーバルコミュニケーションで印象が決まる!

コミュニケーションには2種類あるということはご存知でしょうか? バーバルコミュニケーション(言語的コミュニケーション)とノンバーバルコミュニケーション(非言語的コミュニケーション)です。


バーバルコミュニケーションとは会話、文字など言語で行うコミュニケーションです。ノンバーバルコミュニケーションは表情、声質など言語以外でのコミュニケーションです。

心理学者のアルバート・メラビアン博士によると、話し手の印象を決めるのは、「言葉以外の非言語的な要素で93%の印象が決まってしまう」ということがわかりました。

大きく人に影響を与えているのは、言葉ではなく見た目や耳からの情報です。


例えば「ありがとう」と言う言葉を笑顔で明るいトーンで言われるとうれしい気持ちになり、言った方に良い印象を持ちますが、同じ「ありがとう」を怖い顔で低いトーンで言われるとなんだか不満がありそうに聞こえて良い印象を持ちませんよね。ノンバーバルの部分を整えるというのは、第一印象を良くする上で不可欠な要素と言えます。

②共通点を見つける

見た目以外のことでは、たくさん共感していただくことも印象をよくするポイントのひとつです。人も動物ですので、無意識に「仲間」かどうかで危険かどうかを判断する本能をもっています。

大辞林(第3版)によると「仲間」とは①ある物事を一緒になってする者。②同じ種類に属するもの。同類。となっています。物事を一緒になってする者と感じてもらうか、同じ種類に属するものと感じてもらうと「仲間」なんだと思ってもらえるということです。そうするためには、どうすればいいでしょうか?


すぐに実行していただきやすいのは「共通点を探す」ことです。同じ種類、同類というのは安心しますよね。大きな括りだと「男同士、女同士」というのが分かりやすいと思います。

「出身地」も共感を得やすいポイントです。


例えば、異国の地で同じ都道府県出身の方に会うと親近感が沸きますし、更に同じ学校出身だったりすると旧知の友達のように親しくなりますよね。都会だと「○○県人会」という会がありますが、○○県出身者しか居ないのですから仲間の集まりで親近感が沸き、仕事のお付き合いやプライベートで誘ってもらえるなどとお付き合いが広がる場になります。


他にも生年月日、所属していたクラブ、好きなスポーツチームも共感が得やすい項目です。初対面の時には詳しいプロフィールが分からないことがほとんどだと思いますが、大事な商談の場合、可能なら予備知識を入れておくと作戦が立てやすいですね。