親が子どもを信じることが1番の力になる!

今の子どもの良いところを見つけてあげよう!

うまくできるとうれしいね。できないとくやしいよね でも、「やろうとおもったこと」がいちばん強いチカラなんだ子どもも、わたしたち親も、何かが「できること」「できないこと」に一喜一憂します。 もちろん、何かが「できた」ことによって、子どもが喜ぶとうれしいですし、できなくて悲しんでいると、悲しくなります。


だから、何事も「できてほしい」と思うことに無理はありませんし、結果がいいに越したことも ないですよね。 結果も大切ですが、勇気づけを学んでいく中でわたしは、たくさんの子どもたちの「チカラ」を 見つけられるようになりました。


たとえば、はじめての逆上がり。はじめての自転車。 「はじめて」はだれでもうまくできません。長女は、逆上がりの練習をしていた時、何度やっても できずに、毎日毎日練習していました。手にマメができて皮がむけて「いたい~いたい~」と言い ながら。 わたしもなんとか応援したくて、できるようにしてあげたくて、わたしが気づいたことをアドバ イスとして言っていたのです。 「もっと、勢いつけた方がいいんじゃない?」 「腕がのびてるよ」 「タイミングがあってないんだよね」


そんなことを言っているうちに、どんどん彼女の表情はシュンとなっていきました。目にいっぱ い涙をためて。彼女は悔しそうに、涙をふきながら、それでもやっていました。 その姿を見た時、「あぁ、間違えたな。わたしが伝えるところはそこじゃないんだ」と気づきました。

できないことに挑戦することは大人でも辛いこと。できることを信じてあげるのが1番のチカラ!

できなくてもチャレンジすることは、ほんとはとっても勇気がいることなのですね。 だって、やればやるだけ「うまくできない自分」や、「ふがいない自分」や、だれかと比べたら 「劣っている自分」を見せつけられる気になるからです。


大人のわたしたちだって、何度やってもできないことをやり続けるのは、苦しいです。 でも、それを承知で「きっとできるようになるはず」と信じて、練習し続けることは、とてもす ごい「チカラ」なんだと思うのです。 「うまくできることだけをする」とか「かっこいい自分を見てもらおう」とか、そのために行動す るのではなく、「いまはできてないけれど、それでも自分にはきっとできる」と信じられるチカラがあるから、チャレンジできる。


だとしたら、それは「できる」ってことよりも、「できない」ってことよりも、もっと注目されるべき「チカラ」なんだろうと思いました。 わたしはそこをすっとばして、「できている」「できていない」しか見ていなかったのです。 そこでわたしは小さなアドバイスはやめて、「勇気づけ」に立ち返ることができました。

続けることが1番すごいこと。大人が信じてあげることで子どもは一生懸命になれる!

「続けていること」「やろうと思っていること」自体が、すごいことなんだよ。 「十分がんばってるよ」「さっきより勢いついてるよ」「だんだん良くなってる」 もうすでに必要なものは十分備わっているんだってことを、伝えていきました。


長女はできない間、悔しいながらも、それでもニコニコ楽しそうに練習していて、「もうちょっと でできそう!」「おかしいな、でも、できると思うんだ」「だめかなぁ、でももう1回だけやってみる!」と言いながら汗をふきふき、一生懸命です。


わたしが「ちょっと休憩したら?」といっても、「まだやる!!」と続けていました。 そうやって練習していたある日、「できた!!」という瞬間が。 もちろんみんなで大喜び です。でも、できたことよりも「できないことをやろうと思うこと」それこそが、きっ ととても大切なものなんだ と思います。子どもたちには、すでにその「チカラ」があることを、困難が来るたびに伝 えていきたいと思います。