怒りの感情を自在にコントロール!カウンセラー方法で分解してみる。

怒りの感情にとらわれてしまったら

不快な感情の中で、自分ではなかなかコントロールできない感情のひとつとして、怒りの感情があります。

皆さんは、どんな時に怒りの感情を抱きますか?

第三者から自分の陰口を聞いた時。誰かに危害を加えられそうになった時。嘘をつかれた時。

あるいは、自分の尊厳を傷つけられた時。怒りの感情を抱く場面は、意外と多いかもしれません。

また逆に、怒りの感情を抱いてはいけない、と封印してしまっている場合も実は少なくはありません。

怒りには、種類があります。

私は、その怒りの感情を色で表現しています。色に対する感じ方は、個人差があります。

この色の表現はあくまでもイメージとして捉えてください。

1.自分自身の正しさを相手に押し付けるための正当化の怒り。青い炎。

2.相手に恐怖を植え付けようとする威嚇の怒り。赤い炎。

3.自分自身や大切な何かを守るために放つ尊厳の怒り。金色の炎。

大きく分けて、この3つのパターンがあります。

3種類のうち3番目の怒りは自分自身の命を守るものとして、とても大切な怒りでもあります。

このように怒りという感情そのものが悪いものではないということです。

そして、1の怒りも2の怒りも、その怒りを感じたから自分が悪いのではありません。

そうした怒りを今、感じている状況があるだけなのです。

先ずは、そうした「状況にあるだけ」という部分をしっかりと認識してあげましょう。

そして、その上で、自分自身がどんな場面でどんな部分にその怒りを感じているのか?

その原因がどこから来るのか?をセラピーでは探す

怒りの原因となっている根本部分(幼少期までさかのぼることもあります)に気づくことで更に癒やしが始まっていきます。

1、2の怒りと、3の怒りでは大きな違いがあります。

3は自分を守るための怒りであるという点。

そしてもうひとつ、1、2の怒りには、「相手をコントロールしようとする」意図が含まれているという点です。

1.正当化の怒りは、夫婦や親子喧嘩や、また社内において上司から部下へ、

逆に部下から上司に対してさえ起こることがあります。

やっかいなことにこの怒りの根底には「自分が正しいのだから怒って当然」という無意識(意識的に)が働きます。

そして、その怒りを通して自分自身のストレスを発散しているという事例もあがっています。

2.威嚇の怒りは、パワーバランスのコントロールです。時として自分の配下に人を置きたい場合や、

自分の権威を相手に押し付けたい場合の怒りです。いじめっ子が拳を振り上げて相手を威嚇するシーンが目に浮かびます。

3.尊厳の怒りは、正に2の威嚇の怒りに対して、自分や大切な何かを守ろうとする怒りです。

この怒りがあるからこそ、命の危険から自分自身の身を守ることもできます。

時にこの3種類の怒りは、そうした種類の人、と勘違いをしそうですが、

実は誰でも無意識にどの種類にも当てはまることがあります。

3の尊厳の怒りで自分自身を守っていたつもりが、行き過ぎて、今度はいつの間にか2の威嚇の怒りや、

1の正当化の怒りを振りかざしていることもあるようです。

大切なことは、人は誰でも、そのような状況になりやすいものであると、認識することなのです。

「あ、今私は、尊厳の怒りから逸脱している」と俯瞰して見ることができると、

自分の怒りの感情を、自分自身でコントロールできるようになりそうですね。

コントロールするのは、自分自身であり、相手ではないのです。