出来ない子を伸ばす!方法を塾講師が伝授

人の評価を鵜呑みにしてはいけない

人の評価は当てにならないことが多いです。

それは、人それぞれ物差しとなる基準が違うからです。

私はある時、代講で授業を4日間持ったことがあります。

直前まで担任教師から「このクラスは、しんどいよ」「集中力が続かないクラスだから」などと言われていました。

ネガティブな情報ばかり与えられていたのですが、

私は自分の目で確認するまでは人の評価は当てにしないようにしています。

実際に授業に入ると、確かに前評判通りの雰囲気でしたが、

私は90分の授業のうち実に30分かけて、「心構え」について説明しました。

私が他の先生とは違うのは「~しなさい」という指示だけで終わらない点です。

たとえば「集中して授業を聞きなさい」とどの先生も指導されますが、子どもの多くは「集中のしかた」を知らないものです。

また多くの先生は「単語をしっかり覚えなさい」「長文をしっかり勉強しなさい」とアドバイスされますが、

どうやって覚えるのか、どうやって長文を解き、合格につながる復習をするのか、その具体的な方法論を伝えていません。

伝えていないというより伝わっていないというのが実情

私は、「きっとこの子たちは『やりなさい』と言われただけで、

『どうやったら最も効果が出るのか』を教えられていないから、勉強が面白くないんやろなあ」と感じました。

だから最初の30分をかけて、具体的にどう勉強すれば成績が上がり、

志望校に合格できる可能性があるのかを、とても詳しく話しました。

そうすると、その後の生徒の授業に向かう姿勢が一変しました。

集中力が途切れることなく、誰もペンを離さないで授業に取り組んでいました。

当然、先生方も驚いていました。

このように、「やり方」や「なぜそうしなければならないのか」を伝えないで、

一方的にやらせて、そして「アイツは勉強(仕事)ができない」と評価をするのはいかがなものかと思います。