メンタルが弱った時に取り入れたい対策方法1つ

捉え方が変わるとメンタルヘルス対策になる

まずはメンタルヘルス関連の見方を変えてみましょう。

あなたは上司に怒られて凹んだという経験はありませんか?

一度だけならあまり気にはならなくとも、

「いつもお前は失敗しているな」とか「何度も同じことを言わせるな」などと言われると、

「自分はダメなんだ……」「この仕事は自分に向いてないのではないか……」と、自信喪失してしまうのではないでしょうか。

あまりに怒られていることが続くと、自信喪失ではなく、上司の言動をパワハラと感じるかもしれません。

「これはパワハラではないだろうか」と考える前に、一度あなたの見方を変えてみることをお勧めします。

見方を変えてみてもやはりパワハラであると思うのであれば、パワハラに対応する行動をとれば良いかと思います。

見方を変える第一歩です。

上司があなたを怒っている状況では、あなたは『上司の怒り』に注目していることが多いのではないでしょうか。

この『上司の怒り』に注目しているという視点を変えます。

上司が怒っている → 上司は何を伝えたいのか

という視点に変えてみましょう。

日本アンガーマネジメント協会が提唱する『アンガーマネジメント』という考え方の中に、怒りは第二次感情であり、

怒りの前には別の感情(第一次感情)が存在するという捉え方があります。

第一次感情とは、「不安」「つらい」「苦しい」「痛い」「寂しい」「悲しい」などといった本来わかってほしかった感情のことです。

イメージ的にはこのような第一次感情がコップの中に溜まり、水が溢れるのと同様に、

第一次感情が耐えられる限界を超えると怒りの感情として表に出ます。

また、怒りはなんらかのメッセージを伝えるための手段として使っているという捉え方をします。

このメッセージを伝える手段としての視点で、上司の怒りを見てみます。

この視点で考えると、あなたのことを怒っている上司は「別の感情(怒りの前にある第一次感情)を持っている」

「あなたに伝えたいメッセージがある」という見方ができます。上司があなたを怒っている状態での第一次感情は、

自分のチームの売り上げ目標が達成できず悔しいのかもしれません。

あるいは、あなたが自分の思い通りの成果を出せないので残念な気持ちなのかもしれません。

または、もっとしっかりしてくれよという応援の気持ちなのかもしれません。

このように、上司は「怒り」をあなたに伝えたいわけではないはずです。

あなたは『上司の怒り』に注目するのではなく、上司が伝えたいメッセージに注目した方が良いのです。

意識的に上司が伝えたいメッセージに目を向けることは、あなたが怒られて凹むという状況を防ぐことになります。

怒られる → 怒りの感情に目を向ける → 自信喪失 → メンタルダウン

怒られる → 怒りの感情に目を向ける → パワハラと捉える → 訴える

という流れを、

怒られる → メッセージに目を向ける → 上司の意図を想像 → 行動決定

という流れとすることができます。

これはひとつのメンタルヘルス対策となります。

メンタルダウンを予防するためにも有効であると考えます。

上司の発言がパワハラであるか否かについても、感情的に捉えるのではなく、

一度視点を変えて冷静に考えることで、建設的な対応ができるのではないでしょうか。