職場のメンタルヘルスの原因は?メンタルダウンは?

なぜメンタルダウンが起こるのか

人の心は通常の状態であれば、一定のレベルまで(個人差はありますが)

ストレスの原因になる出来事(ストレッサー)に対して跳ね返す力(ストレス耐性)があります。

しかし、そのストレスの原因が強すぎたり、長い期間ストレスにさらされていたりといった「なんらかの理由」によって、

ストレスを跳ね返す力が弱くなってしまい、心がダメージを受けてしまうことがあります。

心がストレスの原因になる出来事に耐えられなくなってしまうとメンタルダウン状態となります。

同じ出来事であっても人によって、あるいは状況によって受け取り方が違います。

そのため、全ての人に「これがストレスの原因です」と言える共通の原因があるわけではありません。

とはいえ、メンタルダウンを引き起こしやすい状況というものがあります。

職場におけるメンタルダウンを引き起こす要因

様々なハラスメント、職場でのコミュニケーション不足(コミュニケーション不全)、自己肯定感の低下などが挙げられます。

このような状態にさらされているとストレスを跳ね返す力(ストレス耐性)が弱まることがあります。

また、この状態そのものがストレスの原因(ストレッサー)となります。

ストレス耐性が弱まっているところに、さらにストレッサーが降りかかってくる(ストレス状況にさらされ続ける)と

心がストレッサーを跳ね返すことができずに、「もうダメかも……」「どうしたらいいのかわからない……」といった気持ちになり、

その気持ちを払拭できずにいるとメンタルダウンに陥ることになります。

たとえば、新入社員が職場に配属された時に、まだ職場のメンバーと良好なコミュニケーションが形成される前に、

上司からは「研修で何を習ってきたんだ」と叱責される、仕事のやり方を周囲の先輩に相談できずに、

どうすれば良いかわからない状態が続く、といった環境で仕事をしていると、

「自分は何もできない」「どうやればうまくできるのかわからない」という自分に自信が持てない状態(自己肯定感の低下状態)になるかもしれません。

そして、このような状態はメンタルダウンのリスクとなります。

また、新入社員でなくとも、自信がなくなっている(自己肯定感が低下している)時の、

ちょっとした小さなミスがメンタルダウンのきっかけとなることもあります。

普段の状態では全く気にならなかったことが、自己肯定感が低下している時には、メンタルダウンへの引き金となってしまいます。