ピアノの先生が教える!習い事の流儀

月謝は新札で

私がピアノを習い始めたのが4歳。

子育ての7年間を除いて、今でもピアノを習っている。

なんと私の習い事歴は、40年以上!

その中で身につけた習い事の流儀をすべて新米ママに伝えたい!

ちょっとした習い事の流儀を知っているだけであなたはワンランク上のママ。

「月謝は新札で」

これを知らないお母さんは意外と多い。

けれど「月謝は新札で」、これを知っているだけで先生方のお母さんを見る目がグッと変わる。

90パーセントのお母さんは「月謝は新札で」、これを知らないからだ。

もちろん先生側からすれば、月謝が新札だった生徒には特別なレッスンをする……そんなことはありえないけれど、

やはり「おっ……このお母さんできるな……」とは思う。

ぜひ「できるお母さん」になっていただきたい。

できるお母さんへのステップ

それでは、ピアノを習うことになって初めて先生のお宅に伺うことになったらどうするか……?

まず、入会金や月謝は金額をあらかじめ調べておき、新札を用意。

お金は必ず封筒に入れて渡す。先生に月謝袋をいただいてから渡すのでは遅い。

習い事は「先払い」が基本。その際、現金だけでは渡さないでお菓子か何かを必ずつける。

毎回というわけではないけれど、せめて初回は菓子折りを台にして現金をつけて渡すようにする。

現金だけで渡すと「相手がお金に困っているので現金をあげる……」という意味になるからだ。

「菓子折りが主で現金はつけたし」の意味を持たせるために菓子折りを台にして現金をつける。

封筒は今は100円ショップでもオシャレなものが売っているので季節にあわせたものでもよいし、

白い封筒にするなら郵便番号を書くところがついていないものにする。

よくある間違いは「銀行の袋」。

これはダメ。

銀行の袋がきれいだったらどうか?

これもダメ……。そして渡す時に、私も時々やってしまうこと。

「菓子折りを紙袋に入れたまま渡す」

これは失敗。紙袋から出して、先生の方に向きを変えて両手で持って渡す。

「お財布から現金を出してそのまま渡す……」

これは絶対NG。

また意外と多いのが「おつり」。

月謝は「お礼」という意味なので「おつり」はNG。

先生たちの集まりの会話で「昨日、月謝のおつりって言われたのよ……」とビックリされ

ていること間違いなし……。

月謝を渡すタイミングは、「先払い」が基本なのでその月の初めてのレッスンには必ず渡せるようにする。

月謝の渡し方は、こどもに覚えさせて習慣にしておくと他の場面でも使えるので便利。

封筒を先生の方に向きを変えて両手で持って「お願いします」と言って渡す。

月謝に限らず、お手紙のお返事などもすべて同じとこどもに教えておけば間違いなし。

体験レッスンの場合も同じ。

「お財布からそのまま現金を出して先生に渡す……」

これはNG。ちなみに皆さんがご存じの「ショパン」。

ショパンさんは作曲家でもあったけれど、ピアノの先生でもあった。

約200年前のクラシック音楽の本場、ヨーロッパ。

ショパンの生徒さんは、ショパンが窓の外を見ている時に暖炉の上にそっとレッスン料を置いたそうだ。

ショパンのようにヨーロッパで有名な大先生。

現金をそのまま手で受け取るというようなことはしなかったらしい。

これぞ本家本元の習い事の流儀!