子どもは愛されるために親の理想を演じてしまう

子どもは愛されるために親の理想を演じる

親に愛されるためです。

親に笑顔になってもらうためです。

親が自分を見捨てないためです。

親に自分を認めてもらうためです。

いろいろ無意識な想いがあると思います。

子どもにとって絶対の存在である親に対して、自分を認めてほしいのです。そして、愛されたいのです。

でも、そのために自分の想いを置いておいて、親の理想の子どもを演じてしまうのは本当に残念なことです。

親に迷惑をかけられない・かけない子ども

親に迷惑をかけない子と書きましたが、子どもを見ていると、自分の想いをしっかり伝えて、

「嫌は嫌!」と伝えられる子どもと、そうでない子どもがいます。

いい悪いではなく個性ですが、それは兄弟を見ていても思います。

自分を表現するのがそもそも下手な子もいるでしょう。

でも、その根底には、親に迷惑をかけたくない、手をかけたくない、

いい子でいないといけないといった潜在的な想いがあるように思います。

母親の笑顔を見るために子どもの心のどこかにあるとしたら、

母親に迷惑をかけること手を煩わせることいい子でいないことは、母親の笑顔にはつながりません。

そんな風に、母親に笑顔になってもらうために、自分の想いを言えないとしたら、

親にとっても、子どもにとっても不幸なことです。

でも、親は、そうだからといって自分を責めたり、今の環境を責めたりしなくてもいいのです。

うちの子は手がかからないわがままを一切言わない反抗期がなかったと感じるお子さんがいらっしゃったら、

少し子どもの想いを聞いてあげるのもいいかもしれません。

実は長男がそうでした

手はかからないし、周りの大人の動きや話に敏感で、わがままもほとんど言いませんでした。

小さい時から、私の相談に乗ってくれたり、大人顔負けのアドバイスをしてくれたりしていました。

このような長男だったので、この点からも「私を助けるために生まれてきた子ども」と言われた時は、納得でした。

ただ、そんな子どもほどコミュニケーションが必要だと感じます。

しっかり話を聞いてあげて、想いに寄り添うように心がけました。

いろいろ心について学んだり、先程の講演会に行ったりしていなければ、

この子は子育てが楽な子ぐらいにしか思わなかったかもしれません。

もっと彼の想いを聞こうとはしなかったかもしれません。

手のかかる子はかかる子で、大変です。でも、迷惑をかけないいい子といわれる子ほど、

想いをしっかり聞いてあげることが大切と感じます。

二人の子育てをしてみて思いました。

私は、子どもは長男だけでいいと思っていた時がありました。

もし、本当に子どもが一人だけだったとしたら、とても育てやすい長男だけだったらとても失礼ですが、

子育てに対してもっと軽く考えていたかもしれません。

次男が生まれてきてくれたことで、「子育てはそんなに楽なものではないよ!」と教えられたように思います。

この正反対の二人を育てさせてもらったことで気づけたことです。

家族一人ひとりが、やはり学びのパートナーで共にジグソーパズルを仕上げていく仲間だと感じます。

そんな長男と正反対の次男は、小さい時から、意志の強い子でした。

自分で決断し、チャレンジすることの大切さを、次男から教えてもらった出来事がありました。

ただ、このチャレンジは家族揃ってのサポートが必要で、家族を巻き込むものでした。