組織全体が「当たり前」に支配されている!?これはヤバい。

当たり前は思考を止める

人は当たり前と思った瞬間にそのことに関してはあれこれ考えることをしません。当たり前なのですから当然です。

それは思考を省略することでもあります。

例えば、ほとんどの人が朝起きて、出勤前に当たり前に行っている歯磨き。

その行為に毎回疑問を持ったり、やり方を考えたりすることはありません。

流れるように歯ブラシを取り、歯磨き粉を付け、歯を磨いています。

それは歯を磨くという行為そのものが当たり前になっているからです。

しかし、そこに変化が起こると今まで考えなかったことを考えるようになります。

例えば、虫歯になったり歯周病になったりすれば、治療した後に今までよりも少しは丁寧に磨くようになるでしょうし、

道具を変えるかもしれません。デートの約束があればさらに丁寧に磨く人も多いでしょう。

しかし、そのような刺激(変化)がなければ、いつものルーティンを当たり前に淡々とこなすだけです。

また、当たり前といわれるものに、世の中には常識といわれるものがあります。

朝のあいさつは「おはようございます」、帰るときは「さようなら」「お疲れさまです」これに異論がある人は少ないでしょう。

一般常識といわれるもの

しかし、業界によっては、夜中でもあいさつは「おはようございます」というところもありますし、

工場などでは、「ご安全に」とあいさつするところもあります。

どれもその会社、業界にとっては当たり前のことであり、常識です。

会議でも会社や組織によって独自の当たり前というものが存在していますし、その中で使われる言葉も、

業界や会社独自のものが数多く存在しています。

新入社員のときはそんな会社や業界独自の当たり前に違和感を覚えた人も多いでしょう。

しかし、時とともにその違和感も消え、それが当たり前になってきます。

その時点で疑問に持つこともなくなり、考えることはしなくなってしまいます。

組織には自分たちが普段意識もしていないような当たり前が多々存在しています。

これから挙げるものは私がこれまでお伺いした会社で、特にその会社や組織において独自の当たり前が存在していると感じたものです。

・あいさつ

・服装、制服

・時間に対する意識

・朝礼、ミーティング、会議の内容や取り組み

・業務計画の作り方、管理の仕方

・整理、整頓、清掃の考え方や取り組み

・約束、ルールに対する考え方や取り組み

・報告や連絡のやり方や処理

・相談の状況

・残業や休出についての考え方

・ミスやトラブルの報告や対応

これらの項目はほんの一部ですが、同じような業界で同じような業務を行っているのに、

良くも悪くも会社や組織独自の当たり前が存在しています。

そして、その当たり前が会社や組織の大部分の業務レベルを決めていると言っても過言ではありません。

気づきポイント

当たり前だと思って思考を止めていることがないか。

これは常識だと思い込んでいることはないか。

組織独自の当たり前を探してみる。