間違ったマネジメントを改めて!目的思考で自律的組織がカギ!

「目的思考で行きましょう」

そう言うと必ず「そんなに誰もが目的をしっかりと理解してはくれませんよ」と意見が出てきます。

確かにそうかもしれません。しかし、これまでに目的をしっかりと話し合い、その手段を考えさせ、

チェックして、改善し、実行するようなプロセスをどれだけ踏んできたでしょうか。

多くの場合、いきなり目的を説明して自分の思い描くような答えが返ってこなければ、

その時点で「こいつは細かく指示しないとできない」と決めつけていたり、

覚えることがたくさんあっていちいちそんなことをする時間がないと、初めから当たり前のようにルールを説明したりしています。

そこには人を育てるというよりも、とにかく早くそれなりに業務をできるようにするという考えしかありません。

しかし、人を育てることもせずに、今の時点ですべてを判断しルールを作り、

それを組織の当たり前にしてしまう方がよっぽど時間をムダにしています。

その結果、「何のために行うのか」という目的思考は消え去り、

上司の考えた手段をただうのみにする指示待ち人材が出来上がってしまいます。

業務のレベル(業務品質と業務効率)を上げるためには、言われたこと(手段)をただこなすだけでは限界があります。

勝ち続けられる強い組織になるためには、それぞれの目的をしっかりと理解した上で周りとのベクトルを合わせ、

それぞれが臨機応変に最適な手段を選択するような自律的な組織にならなければなりません。

その必要性は理解していても、自分の組織ではとてもそのレベルではないと思っている人が多いでしょう。

本当にそうでしょうか

そういう人に限って実際にトライもせずにできないと決めつけ、

自分がいなければ何もできないと愚痴を言いながら必要以上に細かく指示を出しています。

結局、部下を信用していないのです。それは自分のマネジメント力に自信がない証拠でもあります。

指示されたことだけをしっかりやるだけなんて実にもったいないことです。

それは組織のリソースをムダ遣いしていると言っても過言ではありません。

個々の持つ能力を十分に発揮させてこそ組織は強くなります。

実際、組織の中を見れば発揮されていない能力がまだまだ眠っています。

そのことは十分わかっているはずです。

気づきポイント

目的を共有せずに細かく手段だけを伝えていないか。

部下の能力に勝手に限界を決めていないか。

将来のためにどれだけチャレンジしているか。