時代の変化が早すぎると働き方も一気に変わることを理解してみてください。

仕事の個別化

2000年代に入ると、情報化の波が急速に進み、私たちの生活は大きく変化。

パソコンや、インターネット、スマートフォンなどのITツールが日常になくてはならないものになってきています。

インターネットが普及したことで、どこにいても気軽に世界と繋がり、簡単にやり取りをすることができ、

何かわからないことがあればその場でインターネットから莫大な量の情報に触れることができます。

職場においては、1990年代後半にインターネットの普及率が半数程度であったのに対し、数年の間に9割を超えてきています。

様々なものが電子化され、作業は効率化・自動化された部分も多く、一人が一定時間内にこなせる仕事の量は以前よりも多くなりました。

しかし、便利になってきている一方で、職場では仕事が個別化する傾向が高まっています。

パソコンは一人1台使用が当たり前、携帯電話があることで電話は話したい相手とだけ直接繋がる。

仕事の個別化は様々な影響があると言われていますが、その一つに、目の前の上司が、仕事を教えてくれる先輩が、

一緒に働く同僚が、職場で何の仕事をしているか見えなくなってきていることが挙げられます。

変化のスピードが加速

環境の変化は、その大きさもそうですが、スピードが非常に速くなっていることも特徴です。

特に近年、スマートフォンが最初に発表されたのが2008年。

タッチパネルで感覚的に操作ができることや、PCなしでインターネットに接続できることもあり非常に話題になりました。

2010年時点では9・7パーセントだった普及率が、たった5年で72パーセントにまでなり、

爆発的に社会に広まっています(総務省2015年通信利用動向調査)。

また、ツイッターやFacebookなどのSNSが登場。ここ数年でLINEも浸透し、私たちの生活が一変してきています。

そして、この環境変化のスピードが以前に比べて格段に速くなっているため、

私たちもそれに合わせて生活や仕事のスタイルを変えざるを得ません。

これまでの歴史の中でも、天災や大きな争いなどの影響で生活が一変した方は数多くいらっしゃいましたが、

ここまで急速に生活環境が変化している時代はありませんでした。

例えば、物心ついた時からスマートフォンが生活の一部になっている世代と、

大人になってから突然スマートフォンを手にした世代では、その価値観や捉え方は随分と異なってきます。

このことは世代間のギャップも生みやすくなっています。

「最近の若い者は……」という言われ方は、今に始まったことではないのですが、

その若い者を指す年の差が、以前よりは縮まってきているのではないでしょうか。