子どもに対するレールの境目は?

親と子ども、この境目が大切

親が子どもの人生にレールを敷くことと、そうでないことの境目はどこになるのでしょうか?

それは、子ども自身がその選択に関して、しっかり自分の想いや考えを持っているかどうかだと思います。

長男の事例にもあったように、親の想いに沿うように子どもは生きようとし、努力します。

そして、親もその状態を理想と考えます。

でも、子どもの想いが本当にやりたいと思ってやっていることでなければ、

いずれ破綻したり、爆発したり、支障をきたしたりします。

だから親の敷いたレールにただ乗っかるだけの状態は、危険だと感じます。

でも、親のアドバイスがあって親の敷いたレールのように見えている場合でも、

子どもも承知の上で取り組んでいることは、次男の事例のように本人の意思によってやっていることなので、

きっとうまくいくと思います。

この『うまくいく』と表現したのは、自分の想いと行動が一致していれば、

やる気を持っての行動なので、ストレスが軽減して自分自身のエネルギーの消耗が少なく、

十分に力を発揮できるのではないかということです。

それに対して、嫌々やっている行動は、ストレスを感じながら行う行動で、

アクセルを踏みながらブレーキがかかってしまうような状態ですので、とてもしんどいことだと思います。

体力、気力の消耗も激しくストレスになります。何より頑張っていても結果が伴いにくいかもしれません。

自分の意志と行動が一致していても、うまくいかない場合だってあります。

しかし、自分の意思、自分の想いからの行動であれば、そのことも乗り切れるのではないかと思うのです。

それが、親の想いや親の顔色を窺い行った行動の結果、失敗してしまったなら、尚のこと、立ち直れないかもしれません。

そして、その結果を親の責任だと責めるようになるかもしれません。

自由、本人の意思、全てをそこに委ねることはたしかに危険なこともあると思います。

何かを決める時に本人の意思を確認しながら進めていくことは、とても大切です。

レールを敷かれたまま、そのレールにのっとり進めることと、

自分の意思のもとに進める行動とは全く違うように思います。

同じ取り組みであっても、最終的な結果には大きな差が出ます。

自分の行動について常に考えて行動することの大切さを感じます。

考えることは、その後の生き方にも大きな力となるのです。