毎年50万人以上が受験する簿記検定をわかりやすく解説!

簿記

この資格は、経理部門以外の方には、縁遠いと感じるかもしれません。

しかし日本では、毎年50万人以上が受験するメジャーな資格であり、商工会議所が実施する公的資格でもあります。

財務の専門家を目指すのではなく、ビジネスパーソンの基礎知識として必要なレベルに達してほしいという意味で、

20代には初級と3級を、30代は2級の取得をしてはいかがかと思います。

商工会議所の実施する日商簿記は、初級が簿記の基本など、3級が商業簿記、2級が商業簿記と工業簿記、

そして1級が2級の内容に加えて会計学と原価計算となっています。

私も学習しましたが、1級は、財務の専門家や税理士を目指す方はともかく、

一般のビジネスパーソンにとっては、取得にかかる労力と資格の使い道を比較すると疑問を感じます。

簿記検定の魅力

企業の取引は、取引の仕訳からその累積である残高試算表、そして、貸借対照表、損益計算書へと移ります。

この資格は、仕訳や帳簿の作り方を学習するものですが、経理部門以外の方にも2つのメリットがあります。

一つは、財務諸表が読めるようになり、さらに自分の仕事の結果がどの勘定科目に反映されるかがわかるようになります。

また自社や取引先の財務諸表が読めることにより、取引先の財務状況や与信管理(信用度合を管理すること)ができるようになります。

もう一つは、勘定科目の中で、減価償却費や前払金、前受金などのややこしい内容が理解できるようになります。

私が以前勤めていた会社では、年度末に経理からこれは前払費用ですよ、と言われ、なんだかわからず処理していましたが、

最後までその意味の説明はありませんでした。どうせわからないだろうからと、説明もしてくれなかったようです。

もちろん後に簿記を学習して理解できたときは、目的を理解してやる仕事と、

言われた通りにする仕事のモチベーションの違いを感じました。