他者と共にビジネスを生む「わかちあいの法則」とは?

1+1=3になる魔法のような法則

私は近年、様々な強みを持った方とコラボレーションしたイベントを行っています。

全部自分一人でやろうとすると、疲れ果ててエネルギーが枯渇しますし、出てくるアイディアにも限界があります。

そのためワクワク度数が下がってしまいます。

せっかくなら、自らが楽しみながら、お客様が喜んでくれることをやりたいと思いませんか?

「わかちあいの法則」は自分の会社は得意ではないけれど、やりたいことがある時に活用できます。

自分たちが不得意とすることが得意な会社を見つけて「わかちあう」(コラボレーションする)ことで実現できることがあります。

大事なポイントは、互いに成果が出るようなわかちあいの関係をつくることです。

近年目に留まるのは、大きな病院の中にあるスターバックスコーヒーです。

病院の中にちょっとしたリッチな気分を味わえるカフェがあると、患者や家族の心に安らぎが生まれ、

待ち時間を気分よく過ごすことができるものです。

一方、スターバックスコーヒーには新規顧客が見込めます。

普段スターバックスコーヒーには行かないような年代の人が病院でこのカフェの存在を知り、

気に入れば、他のスターバックスコーヒーに行くようになるかもしれません。

テナントというのはわかちあいの関係です。

また、老人ホームには、化粧品メーカーのメイクサービスや外部講師などが行うカルチャー教室があるところもあります。

自分たちの会社だけではできないことも、アイディア次第でかゆいところに手が届くような新たな展開が期待できます。

近年街の中では様々なわかちあいの商品やサービスを見ることができます。そんな視点で周りを見渡してみると楽しくなります。

わかちあいは、皆さんの職場内でもできることがたくさんあります。

うまくいっている時には、「自分たちだけでやろう」と思いがちです。

そんな時は「自分はどんなことができるパートナーが欲しいだろう?」という問といかけを自分に投げかけてみてください。

私は、この問といかけでビジネスパートナーができました。

わかちあうための秘訣

互いを尊重し、対等な立場で、それぞれが自分の強みを無理なく発揮することです。

どちらか一方がメリットを得ようとしたり、優位な立場を利用して命令したり、

強制したりする関係ではうまくいかないので注意してください。

そして依存し合わないことが大切なポイントです。では、組織内でわかちあうことを考えてみましょう。

社内の各部署では、それぞれの立場でベストだと思う方法を考えて実践しているはずです。

しかし、各部署で目指す矛先が違っていると、お客様に良さが伝わらず、

お客様の満足度より部署の都合が優先されるという状況に陥りやすくなります。

縦割りにより、組織の風通しの悪さは、最終的には顧客満足度の低下につながります。

部署間の壁は、会社の競争力を奪う要因の一つです。

問といかけを活かして部署を超えたわかちあいを実践していただければと思います。