お客様の立場で従業員への「おもてなし」をしたことがありますか?

おもてなしを磨くコツ

お客様に対して「おもてなしの心」を持つのは当たり前のことです。

よくこんな風景を見かけます。お客様が従業員に対し、横柄な振る舞いや上から目線の態度。

接客に携わっていた方なら一度は経験があることだと思います。それを見かけたときは、少々残念な気持ちになります。

お客様としての立場ですから、そこに目を向ける必要はないかもしれません。しかしながら、接客をしている従業員は人です。

心ある人なのです。それを忘れてはなりません。

このようなことを従業員が感じた場合、心からのおもてなしができなくなる可能性が生まれます。

本来、そのようなことはあってはならないことですけれど、心ある人ですから、感情ある人ですから、

できないことがあるのは自然なことです。

逆転の発想をします

それは、お客様が従業員に対し「おもてなしの心」を持つことです。

食事に行けば、料理を作ってくれ、料理を運んでくれ、食器を片づけてくれます。

洋服屋さんに行けば、アドバイスをくれたり、綺麗なコーディネートをしてくれたり、いろいろ説明してくれます。

従業員のみなさんは、お客様をもてなす努力をしてくれます。

それは、当たり前のことかもしれませんけれど、ありがたいことでもあるので、それに対しお返しをするのです。

不慣れな従業員がいたら、その人のペースに合わせ慌てないように注文を伝える。接客が素敵なら、その人に対しお礼を言う。

美味しそうな料理が出てきたり、料理が美味しかったりすれば、その気持ちを伝える。

話し好きな従業員がいたら、その話を親身に聞き、ためになる話が聞けたら、お礼を言う。

お会計で、細かいお金がなければ、申し訳ない旨を伝える。

大人数で食事をしたら、苦労のないようにお皿を回したりし、食事を終えたら片づけやすいように、可能な限りまとめるようにする。

忙しそうであれば、拍車がかからないように自分の用事は、なるべく催促しない。

なぜこのようなことをするのかというと、このようなことをされた従業員は、どのような気持ちになるのか想像がつくと思います。

もちろん、言葉ではないこともあるので、このことに気づかない場合はあります。

気づかせることが目的ではありませんから、それはそれでいいのです。

しかし、気づいた場合は、およそ心が温かくなります。

仕事中に心が温かくなることがあれば、仕事に対してやりがいを感じたり、楽しくなったりします。

そのような従業員のサービスは低下することは少なく、向上することがほとんどです。

その向上したサービスを受けたお客様は、心地よく感じます。そのお客様の反応を見た従業員はさらにサービスの質を向上させます。

そして、その従業員がキャリアを積み、そのサービスを教えるようになり、次の世代にどんどん伝えていくことになります。

そうなれば、よりよいサービスが世の中に広がります。それは、多くの人の喜びを生み出すことにつながります。

そのようなことを想像すると、従業員へのおもてなしをせずにはいられません。事実この方法で、多くの従業員の人の喜ぶ顔を見てきました。

「おもてなし」は「思いやり」に近いものがあります。

従業員、お客様、どちらも「人」ですから、思いやりを持つことは大切なことなのです。

あなたは、お客様の立場で従業員への「おもてなし」をしたことがありますか?

※ 思いやりは気づかれないもの

※ 世の中はすべての人で成り立っている