女性には絶対理解しておいてほしい骨盤底筋群とは?

骨盤底筋群

骨盤の下に位置し、ハンモック状になっている筋肉群を骨盤底筋群と言います。

昨今では女性の健康情報にもよく登場し、聞いたことがある方も多いことでしょう。

骨盤底筋群は先に出てきたインナーユニットの一部位であり、横隔膜や腹横筋、多裂筋とともに連動して姿勢の維持に関わります。

普段意識しづらい筋肉群ですが、膀胱や尿道、子宮や直腸など腹腔内臓器を正しい位置に保つ働きがあります。

この筋肉が弱くなると、骨盤が不安定になり姿勢が崩れ、尿道や膣、肛門を引き締める力も弱くなります。

女性は男性よりもこの筋肉群が弱くなることによる尿漏れや臓器のヘルニアなどの問題が起きやすく、

そのような症状を予防するためにもこの筋肉群の維持は非常に大切なのです。

骨盤底筋群の弱りが原因で起こる仙腸関節痛、腰痛、股関節痛、膝痛などは、

自分の身体をうまく支えられなくなってきているのが原因であり、施術だけではどうしても痛みを繰り返してしまいます。

だからと言って施術が無駄だというわけではまったくありません。

筋肉は弱くなると固めることによって支える機能を保つ

そうすることで「支える」という役目は果たせますが、「動く」というもう1つの役目がおろそかになり、

可動域が低下して収縮により血液を運ぶというポンプの役割もうまくいかなくなり血行が悪くなります。

血行が悪くなるということは、栄養状態も悪くなるということで、その周囲の筋肉など組織の質は低下してしまいます。

わかりやすく言うと筋肉がやせ細って硬くなってしまうのです。可動の悪い筋肉はご本人が自覚できる部分もあれば、

まったく気づいていない部分もあります。それをバランスよくしていく手助けとして施術は有効です。

筋肉は繊維状で、いい状態では弾力性と柔軟性があり、「支え」と「動き」の絶妙なバランスを有します。

骨盤底筋群が弱ってくると骨盤が開き固まってしまう、

または閉じて固まってしまういずれかにすることで弱った筋力をカバーします。

しかし、固めてしまうと骨盤本来の揺らぎが起きなくなり、衝撃の吸収や可動の分散がうまくいかなくなります。

どこかに痛みが発症していなくても、姿勢にかなり気を付けている人を除くと、

骨盤底筋群はどなたでも年齢を重ねるにしたがって弱くなっていきます。

腰回りのラインが変わり始めたと感じたら弱くなってきたサイン

年齢的に仕方がないとあきらめるのはもったいないです。

早い時期なら意識的に骨盤底筋群を使う機会を増やしていけば、すっきりした腰回りは十分保てるのです。