転職を焦らない!上手なキャリアアドバイザーの使い方

急いで面接を受ける必要はないと思います。

面接は何度もチャンスがあるわけではありません。1回です。

同じ企業の面接を受けられるとしたら、1年後ぐらいではないでしょうか。

そのワンチャンスのために、そして自分の一生のキャリアを選択するのに、

1週間ぐらい自分のために、自分と向き合うことは無駄なことでしょうか?

1週間でも1か月でも、半年でも準備をして自分と向き合って、

最高の状態とパフォーマンスを、面接の中で出してほしいと思うのです。

ビジネスチャンスを逃さない方は、こういうところも丁寧だと思います。

準備もできていないのに、アドバイザーに「早く受けろと言われたので、受けました」というのは、

あまりにも自分のキャリアに対して無責任だと思います。

自分自身も半年以上かけて転職活動を行った経験があります。

お話しした通り、エージェントをいくつか回って、求人も数件紹介してもらいました。

アドバイザーからの意見、自分の評価、市場価値の情報収集。

アドバイザーに話を何度かするうちに、自分が本当はどんなことを求めていて何をしたいのかが言語化できてきました。

そこから、自分がやりたいと思うことは、本当に今の会社(現職)でできないのか?

それは外に出たら(転職したら)できるのか?現職の役員や上司を捕まえて、

自分の思うことや理想の話などを複数繰り返して、自分の中で答えを出してきました。

自分が本当にありたい姿を叶えるために、外に出ようと判断しました。

結果、転職活動が完了するまでに半年が経過していました。

私がカウンセリングさせていただいた方でも、半年ほどかけて転職した女性がいます。

最初は自分の方向も定まってない中で、何度も何度もブレストを繰り返して、1件ずつ丁寧に面接を重ねました。

その反省点やフィードバックに基づいて、本当に自分らしいのか? 

自分は何なのか?を考え続けた転職活動でした。

まずは目指す姿になるための第一歩を踏み出しました。

こんなふうに、キャリアアドバイザーはあくまでも求人や業界情報を細かく知り、

自分に気づきを与えてくれるためにキーワードを与えてくれる人です。

彼らが言う通りに動くのではなく、彼らの情報を使いこなしながら、

自分自身が自分のキャリアと向き合うことが本当の転職活動だと私は考えています。


また、よく離職すると不利ですか?という質問をもらいます。

現職中の方は、現職と同時進行の転職活動は大変だとは思います。

ただ、目の前の仕事があるから、現職では叶うのか?

転職したら叶うのか?を考えることができます。煩雑な日程調整などは、

それこそキャリアアドバイザーを上手に使えば、まとめて対応してくれます。

しかし、離職してしまえば、現職との比較すらできません。ひたすら自分と向き合うしかありません。

時間がある中で、自分とだけ向き合うだけの日々は結構つらいものです。

焦ることもあるでしょうし、それこそキャリアアドバイザーに依存してしまうケースも多いです。

もう一度言います。

キャリアとは自分のものです。

自分の将来。

キャリアアドバイザーに振り回されるのではなく、逆に彼らを振り回すぐらいの考えで行動しなければ、

自分の手でキャリアを形成するということは実現できません。

そして、自分と向き合い、今の会社なのか、現職なのかを徹底的に考えられた人は、転職活動後、後悔しません。

なぜなら、そこまで考え抜いて転職したわけですから、嫌でも頑張りますし、ちゃんと自分を理解した上で選んだ会社です。

ちょっとぐらいのことが起きても、「合いませんでした」ということはめったにありません。

時に、嫌なことがあって、「この会社間違ったかも」と思うことがあっても、

ちゃんと転職する目的や意図を考えて入社しているはずです。

もう一度、そのときの気持ちに立ち返ることができるので、簡単にぐらつくことはありません。

また、ネットにはいろんな情報が載っています。その情報についても、全部が間違っているとは言いません。

1人思えば10人思っているということもあります。でも、それはあくまでも「人の主観」です。

いろいろな情報に踊らされて、また時にはネットで、

「この会社ってどう思う?」と入社した方が良いか悪いかという問いかけをして判断するのは、おかしな話です。

見ず知らずの人に、判断を委ねますか? あなたの人生、人に委ねるぐらいのものですか?

情報に踊らされないで、自分の人生、自分で責任を持つこと。

まさに転職活動は、自己責任において判断するもの、通過点にすぎません。

目的は、もっと先の将来のために、「今ここに居続けても、自分のビジョンに近づけない」と思ったから転職をするのです。

転職活動のために頑張るのではなくて、その先の自分のために、

自分が活躍するために転職活動をしているということを、忘れずに考え抜いてほしいと思います。