障害者手帳があれば障害年金はもらえる?

答えは「NO」

なぜなら「障害者手帳」と「障害年金」は似ていますが、まったく違う制度だからです。

障害者手帳を持っていても、請求をしない限り障害年金は請求できません。

逆に言えば、障害者手帳がなくても、障害年金は請求できます。

両者はこのように違っています。

・障害者手帳(精神疾患は精神障害者保健福祉手帳)・・・・福祉制度。管轄は厚生労働省

・障害年金・・・・・・年金制度。管轄は日本年金機構

窓口も異なり、障害者手帳は市町村役場、精神障害者保健福祉手帳は保健所、障害年金は年金事務所です。

また、障害者手帳にも障害年金にも「等級」が設けられていますが、その基準も両者では異なり

「障害者手帳が1級だから障害年金も1級」ということにはなりません。

それぞれのガイドラインによって決められるので、傷病によっては障害者手帳よりも級が上がったり、

逆に下がったりもします。

障害者手帳には

・ 身体障害者手帳(身体障害)

・ 療育手帳(知的障害。18歳までに表れることが多い)

・ 精神障害者保健福祉手帳(精神疾患)

この3種類があります。2番目の療育手帳については東京都や横浜市では「愛の手帳」、

名古屋市や青森県では「愛護手帳」、さいたま市では「みどりの手帳」と呼ばれています。

障害者手帳を取得すると、状態により税金や公共料金などが減免されたり、

さまざまな福祉サービスが受けられたりしますので、障害年金の受給に併せて検討するとよいでしょう。