本当の長所、短所が明確に分かるたった2つの質問とは?

行動計画

欠点や短所は何か

「あなたの欠点や短所は何か」と聞くと、短い言葉で表される。

短気、わがまま、人見知り、頑固、人の話を聞かない、金遣いが荒い、長続きしない、飽き性、見栄っ張り、ええかっこしい、

朝が起きられない、人に流されやすい、切れやすい、口下手、おしゃべり、自分勝手、何をするにも時間がかかる、

意見を曲げない、集中力がない、テキトー、口答えする、すぐ顔に出る、うるさい、無口。実際に私が聞いたものの一部である。

欠点や短所が多すぎて、何を選んだらいいかわからない人がいる。実際にはどれを選んでも、本質的な能力に行きつく。

時間が少ないときは一つ、時間が多いときは二、三を選んでもらえば良い。

そして複数を選んだときは、質問に答えていくと、優先順位がはっきりしてきて、本質的な元となる能力がより明確になる。

欠点や短所がなくて、長所はあるという人がたまにいる。この人の場合は長所を扱う。

短所や欠点でなければならない、ということではない。能力は使い方で短所にも長所にもなる「両刃の刃」である。

どんなに優れた道具でも、使い方によっては、役に立たないだけではなく、危険物になることもある。

日本の刃物の技術は世界一だといわれている

そして、料理を作る包丁は、日本にはどの家庭にでもごく普通にある道具の一つである。

その上、誰でもどこでも、子どもでも簡単に購入することができる道具である。

私たちはこれを、料理を作るための道具としての「包丁」と完全に認識しているから、

安全に便利に使い、また料理人は素晴らしい料理を包丁で作りだすことができる。

包丁の能力は、その鋭くしなやかな刃である。この鋭いしなやかな刃は、同時に危険でもある。

だから、私たちは子どもの頃から、その使い方を学ぶ。使い方を学ぶことによって、

安全に効果的に包丁を使いこなせるようになるのである。

もし、この鋭くしなやかな刃を、欠点や短所だと意味づけてしまったとしたらどうだろうか。

そして安全のためにテーブルナイフのように、刃を鈍く丸いものにしてしまったら、もはやそれは包丁ではなくなる。

この世界に、無駄なもの、不要なものなど何一つない。すべて必要があって存在しているものである。

唯一、無駄なものは、無駄なものがあると思う考え方である。

欠点や短所、美点や長所が両方ともわからない、という人もたまにいる。

それらにつながる体験がないわけではなく、言葉による定義づけ、記号化をする機会がなかったからである。

次の二つの質問で、答えが出てくる

短所を明らかにするには、「これまで、期待とは違い、不快だったことで何度か起こったことは何か?」、

長所を聞いたほうが効果的な場合は、「これまで、やってみてうまくいった出来事で、何度か同じようなことが起こせたことは何か?」

というような質問である。

短所でも、長所でも、「何度か起こったこと」というところが、必要な点である。