コーチングのプロが教える!能力を正しく認識する方法!

能力を正しく認識するのは欠点や短所を詳細にすることから始める

一般的に、人は、欠点や短所は恥ずかしいこと、悪いこととして、明らかにすることを避けようとする。

そういう人に、欠点や短所を聞くと、解決策も同時に話をする傾向がある。

・ 「お金をあるだけ全部使ってしまうので、財布には一定の金額だけ入れるようにしている」

・ 「金遣いが荒いので、出納帳をつけるようにしている」

・ 「仕事が長続きしないので、我慢するようにしている」

・ 「感情が顔にすぐ出るので、注意するようにしている」

・ 「人の話を聞かないので、聞くようにしている」

・ 「切れやすい、腹をすぐに立てるので、落ちつくようにしている」

・ 「物覚えが悪いので、日記をつけるようにしている」

これらの解決策は、役に立たないとはいわないが、本当の能力を知る方法ではない。

そして、一般的に人は、欠点や短所は悪いもので「克服」しなければならないものだと考え、使わない努力をしようとする。

しかし、これは、本当の能力を隠してしまうことになる。

欠点や短所につながる出来事は、意図して起こしたものではない。

意図したことと異なる結果のうち、不快を伴うもので、なおかつ、これまでの人生のうちで、

一度や二度だけのことではなく、複数回起こった出来事と結果であるから、それを人は、短所や欠点と定義づけるのである。

だが、努力しないで、潜在意識がやってしまうことこそ、本当の能力である。

つまり欠点や短所と定義づけられる行動にこそ、潜在意識の能力がある。

潜在意識の能力は、次の質問の過程で、明らかにしていくことができる。

1.欠点や短所は何か

2.それを証明する出来事は何か

3.出来事のきっかけは何か

4.その言動によって何を期待したのかこの四つの質問で、感覚的に得られる状況、

つまり客観的で具体的な情報を明らかにしていくことによって、

本当の能力を定義づけるための説明を引きだすことができる。

ここでは、必ず「何What?」で質問をする。

「何故Why?」で質問する人は少なくない。

「何What?」と「何故Why?」は同じような質問であると思われがちであるが、

この二つは、明らかに異なる答えを引きだす質問である。

「何What?」は、見るもの、聞くもの、触れるものなど、感覚的に得たもの、状況の説明を引きだす質問である。

一方、「何故Why?」は、意見(想い)を引きだす質問である。

答える人が「何」と「何故」を区別していない場合は、どちらで質問しても、同じ答えになることもあるが、

そのときには質問を変えて、状況説明や客観的な情報の答えを引きだすようにする。