コーチングの原則は解決策やアドバイスを与えることではない!

コーチングの原則

コーチングとは、人の能力を引きだして、自ら行動を起こせるようになることを、助けることである。

コーチングの指針である。

・ 人は誰でも変わることができる

・ コーチの介入で、もっと効果的に変わることができる

・ 変化は役に立つ

・ 変化は永続的で、発展する

これらを、コーチ自身が信じてコーチングを行う。信じるために必要なことは、自分でそれを体験することである。

コーチングは、相手の選択を支援することである。相手が自分で変わろうと望むことを選び、

自分で変わるための方法を選び、自分で変わりはじめる行動を選ぶことを、助けることである。

コーチングをするときの原則

・ 励ましでないこと

・ 解決策、アドバイスでないこと

・ 解説、状況、分析でないこと

・ 評価、評論でないこと

・ 言い換え、読心術でないこと

・ 置き換え、感情移入でないこと

・ 第三者の代弁でないこと

たとえば、「太って嫌やわ」という悩みに対して、「そんなことないやん、痩せてるやん」は、励ましである。

「お菓子をやめたらええねん」、「もっと運動したら?」は、解決策のアドバイスであり、「私も太って嫌やわ」は、置き換えで、感情移入である。

「怒られた」という悩みに対して、「そんな小さなことで悩むな」が励ましで、「最初にちゃんと考えへんからやんか」は評価、評論。

「相手はあんたのこと考えてるんやんか」は、第三者の代弁である。

「猫の鳴き声がうるさくて眠れない」という悩みに対して、「猫は夜行性動物だから、夜は活動的になる」は解説、状況、分析。

「本当は猫が可愛いと思っているはずだ」は言い換え、読心術である。これらはコーチングではない。

コーチは代弁者であり、サポーターであり、一時的に協働関係を築く協力者である。

相手が、自らを信じることができるように、ときには、評価やアドバイスを行うこともあるが、

コーチングの原則は、解決策やアドバイスを与えることではなく、自分で考えだすことを、助けるのが役目である。