「生きる」が「つらい」ときに試してほしいこと

つらいときこそ、あなたの世界を忘れないで!

あなたが今、手の中に何も持っていなくても、実はあなたの手の中には「夢」があります。

どんな人にも夢があります。

それは、現実的なライフプラン・肩書・キャリアのようなものではありません。

わたしが信じてしまった世界とは!

わたしは「愛すべき世界」を失っていました。わたしは、何が好きで、何ができるか。

思い出す力もありませんでした。

ところで、20代や30代の頃のわたしは、自分の力でお金を稼ぐことができませんでした。

貯金ができていた頃もありますが、通帳にはお金がありませんでした。

つらかった20代の頃に、根無し草のような放浪生活を4か月ほどしたこともあります。

その頃のわたしは、お金は酸素のようなもの、なくなると死んでしまうと思っていました。

ある日、わたしのお金は底を突きました。確か、手の中には100円もなかったと思います。

「とうとう死んでしまう」

お金を全部手放すと、その途端息ができなくなる、と思っていました。

とても青ざめ、思い詰めていましたが……思い詰めてどうなるわけでもありません。

わたしは開き直りました。「死んでもいい!」

破れかぶれです。わたしはお金を全部手放すことにしました。

神社に行き、わたしは100円足らずの全財産をさい銭箱に入れ、浄財とさせていただきました。

すると――。「あれ?」

わたしの手には変わらず血が通っていました。

息が止まると思っていたのに、わたしは息をしていました。

足があって地面に立てて歩けます。

「あれ? あれ??」

わたしは、お金の宗教みたいなものに入っていたようです。

「お金は神さま」

「お金は絶対」

「お金がないと死んでしまう」

お金を全部手放しても、変わらない自分がいました。

わたしの手の中には一銭もありませんでしたが、お金がなくなったら何もできないではありませんでした。

お金がなくても、生きていたら何でもできる。

それを教えられたのです。

つらいときの「苦しさ」を手放す方法!

あるとき、ご相談者さまがいらっしゃいました。

お会いしてからも、終始うつむいていらっしゃいました。

今日はどういったご相談でしょうかとお尋ねしても「恋愛いつありますか」と話すだけ。

わたしは何もお伺いせず鑑定をさせていただきました。

そして、鑑定時間が終わりに近づき楽になってこられたのか、

うつむいていた顔を少し上げ、笑顔がかすかに見えました。

そして、お話ししてくださいました。

「わたしは、自分のことがうまく言えません……」

人生で、何がつらいかわからず、前にも後ろにも進めない時期はどなたにも経験がおありだと思います。

苦しい! 助けて! 今すぐここから抜け出したい!

思えば思うほど、思い込みにとらわれてしまいます。

「話さなくては!」

「わかってもらわなくては!」

「伝わるように言わなくては!」

また、手の中にある、あなたの夢もすべて忘れてしまっている状態です。

わたしも、20代半ばは苦しさを我慢できず、一人暮らしの部屋で叫びました。

「なぜ進まないの!」「なぜ誰も助けてくれないの!」「わたしは何のために生きているの!!」

不満でいっぱいでした。苦しさでいっぱいでした。

その当時のわたしは、やり方がわからず、ただ、ただ、嗚咽して「つらさ」を吐き出しました。

苦しさを全部吐き出そうとしました(そうすると、それに応えるかのように空間いっぱいに女性が現れたのですが!)。

しかしあなたにおすすめしたいのは紙に書き出すことです。わたし、一生ひとりかも!

つらい! もう、誰にも好かれる自信がない……!

おつらいお気持ちを紙に書き出してください。

たくさん、たくさん、出てくると思います。

手を止めずに、感じるままに書き出してください。こんなわたしでも誰かに好かれるのかしらと思うこと、

もう誰にも相手にしてもらえないのではと思うこと、わたし、生活していけるのかと思うこと、

お金のこと、仕事のこと、将来のこと……。

心にしまっているネガティブな感情を出し、つらい気持ちやイライラ、モヤモヤ……悲しみや苦しみ、

怒りや弱さ……出てきた感情をたくさん、たくさん、味わってみてください。

そして、もし感情の収拾がつかないようなら、冷静になり、少し息を止めてみましょう。

10秒…………。

20秒………。

30秒……。

体を血液が巡ります。

わずかながらも酸素が巡ります。

血液中の酸素は体を巡り、あなたを応援しています。

細胞の一つひとつに、酸素は、生きるチカラを届けています。

今、この瞬間に、懸命に。細胞の一つひとつに、酸素は、あなたに生きる希望を届けているのです。

あなたのために、丹念に。

細胞は、「今日」のあなたを「明日」のあなたへ、刻一刻と日々絶え間なく、変えていきます。

あなたが「いやだ」と言っても変えていきます。

あなたはこの瞬間、瞬間、新しいあなたに、変わっていくのです。

「ここがいい」と、とどまっているのは「あなた」なのです。

息を止めたあなたが苦しくて我慢できなくなったとき、あなたは再び酸素を取り込み、呼吸を始めるでしょう。

大気中には、たくさんの酸素が存在していることに気づきます。

そして、それと同じぐらい、あなたは希望や幸せにも満たされているのです。

「足りない」と思っていたけれど実は足りないのではなく、見えていなかっただけなのかもしれません。

苦しくなって初めて、見えてくる事柄もあるかもしれません。

煮詰まってきたときは、少し息を止めてみると視野が広がります。

大気中にたくさんの酸素が存在しているように、世の中にはたくさんの希望で満たされているのです。