怒りは自分を向上させるためのエネルギー源??

こう見えて実は私、元ライダー

小さな頃からオートバイが大好きで、16歳になるのを待ってすぐに原付バイクの免許を取得しました。

ほどなく中型免許も取得し、アルバイトでためたお金で250ccの単車を手に入れて乗っていました。

友人宅に遊びにいくのもただ一人オートバイで、お豆腐屋さんからの帰りにはお土産にいただいたお豆腐がくずれないよう

後部シートにくくりつけていただいたり、家の買い出しにスーパーマーケットに行かされて、長ネギを背中に背負って走ったり。

つまり、とにかくおしゃれには無縁。

同級生がヒラヒラのスカートをはいている横で、Tシャツとジーンズと革ジャンにブーツ姿でした。

とにかく早く自立したかった私は、就職に有利な高校に通い、卒業後は銀座の某百貨店に就職をしました。

当時は毎年秋に、大銀座祭りが行われていました。1968年から1999年まで行われていたようです。

夜の「音と光のパレード」では、フロートと呼ばれる大きな花自動車が銀座の街に連なります。

会社の威信がかかっており、各部署から若手が選出されて、勤務時間なのに振り付けの先生から

ダンスを教えてもらうぐらいの力の入れようでした。

確かジャニーズメンバーに振り付けをされている人気の先生からご指導をいただきました。

電飾で飾りつけられた華やかな車に10名ぐらいだったかが乗り込み、銀座の中央通りをゆっくり走る車上で、

音楽に合わせて踊ります。古き良き時代の1コマ。

余談ですが、今でも少しなら踊れそう。

そのとき、ビジュアル効果のために化粧品の美容部員の方が一人ひとりに化粧を施してくれたのですが、私の肌はボロボロ。

どうせバイクに乗ったら顔は汚れるし、ヘルメットをかぶったら髪はペシャンコになるし、

お化粧や美容には興味がなく、ちゃんとしたお手入れなんてしていませんでしたから。

途中でお手上げ状態になったようでしたが、まあ夜だし、ライトを当てるし、今写真を見てもなんとか乗り切れていたみたいです。

そのままさらに大人になって、やっぱりお化粧がどうでもいいことは変わりません。

転職はしたものの、ときどき同期の友人と食事を楽しんだりしていたのですが、会うたびに化粧の拙さを指摘されます。

挙げ句にこれとこれを使ってこいと化粧室にメイク直しにいかされます。

あんまり繰り返されると、さすがにちょっとイラッときた。

一念発起

基本的な肌のお手入れをしっかり行い、お化粧も最低限はするように日々努力を始めたのです。

そうして今日に至ります。

多くの方が「肌がきれいね」と言ってくださいます。

本当はそうでもないのだけれど、毎日コツコツと続けることで、こんなふうにもなるのです。

怒ってよかったな、と思っています。

あのとき怒らなかったら、肌ボロボロでお化粧下手な私のままでいたと思います。

怒りは自分を向上させるためのエネルギー源にもなるのです。

私の記憶ですが、それがすべてとは限りません。

というのも、人は物事を自分の見たいように見て、聞きたいように聞く、といいますので、

同じ景色の中にいても、他の人は異なる記憶を持っているかもしれません。

ある現実への捉え方は、人によって異なるので、記憶にも差異が生じます。

もしもそのときの現実を100%再現することができたとして、今それを見たら、

私自身も記憶とは異なるものが見えたり聞こえたりするかもしれません。

ずっと以前に母と訪れた北海道の富良野の記憶は、かなりのズレが生じていたようです。

もう二度と二人で旅行するのはご免だと思うほどの私の記憶だったのですが、

先日意を決して母を京都旅行に誘い、何十年ぶりかで二人きりの旅行をしました。

大きな不安を抱えながらではありましたが、間違いなく楽しい思い出となりました。

本当に久しぶりで、慣れない「??」もありましたけれど。

相手が変わったのではなく、私自身のものの見方や考え方が変わったのかなと思っています。

乗車時間がギリギリになり新幹線に駆け込む前、回転寿司店のカウンターでいただいたお寿司とビールの味は、

これまで生きてきた中でおそらく一番おいしかったです。

生きる時間には限りがあります。

どうか大切な誰かとの時間を無駄にしないように。

その怒り、本当に必要な怒りかどうかを、そして怒るのなら誰に対してどう効果的に使うのか、よく考えてみてください。

自分や大切な人を傷つけて後悔することのないように、良い関係につながる怒り方をしてくださいね。