自分自身の思いや気持ちを置き去りにしないで過ごすことをおすすめします。

怒って後悔したことはありますか?

はい、私はあります。

一番の後悔は母親との確執かもしれません。

もうかれこれだいぶ前になりますが、親と縁が切れました。

ささいといえないことが重なり、いろいろなことで腹が立ちました。

忙しい中、母のSOSに応えて相談に乗ったのにちっとも自分から改善の努力をしなかったり。

暇を持て余しているくせに、開腹手術を行ったばかりの私になんの思いやりもなかったり。

自分のことがいつも優先で、思いどおりにならないと大騒ぎしてきたり。

もうこんな自分勝手な人とは付き合えないと思いました。

 思えば、両親の離婚後に母親との面会を断ると、私が通っている小学校にやってきて先生方に状況を訴えたり、

引き取られた後には、言いたいことがあると私のアルバイト先にまで電話をかけてきたり。

そのときに始まったことではなかったのですが。

コンプレックスの塊

以前の私は、自分自身への信頼度が低くて、コンプレックスの塊。

おそらく自己肯定感も相当低かったと思います。

自分に自信がないから、自分が間違っていると思って人の価値観や考え方に流されてしまいます。

本当は一番理解して認めてほしいのに、何度も何度も気持ちをくじかれて……。

人からの愛情も極端に不足を感じていて、さみしさとむなしさにさいなまれ、自分探しの必要を感じている頃でした。

心が本当にかたくなで、床に落としていたら粉々に散っていたかもしれません。

きっと子どもの頃から、環境に適応するために本当の自分を見ないようにして心を閉じ込めていた結果だったのかもしれません。

つらさや苦しさが増すだけの、こんな怒りは何も生み出しません。

アンガーマネジメントに出会って、怒りについて学ぶことで、少しずつ、心を開いていくことができるようになりました。

自分自身を理解し、また相手を理解しようとする気持ちを行動に表すことができるようになりました。

「心の奥に秘めた感情に触れられるとつらいよね、痛いよね、悲しいよね。

でもその感覚を感じ取れるってことは、楽しかったりうれしかったりを感じ取れるってこと。

勇気を持って自分の気持ちを感じてみて。きっとこれまでと違う何かが見えてくる」

と私は思います。

どれほど自分の心の声に耳を傾けていないのでしょうか。

また、素直な気持ちや思いを受け止めないで、自分を否定してしまっているのでしょうか。

制限が必要なのは行動を起こすときなのに。

自分自身の思いや気持ちを置き去りにしないで過ごすことをしてみませんか。

怒りの感情は、モチベーションになります。